敬和の教育

教育方針

あなたこそが敬和学園の主人公

−できる限り小さい単位で一人ひとりを受けとめる教育−
 敬和学園の教育は「一人」を大切にすることから始まります。一人ひとりが学校生活ならびに人生の主人公と考えています。そして、主人公であるとの自覚と生きる力を持つためには、できる限り一人ひとりを「小さい単位」で受けとめる教育を行う必要があると考えています。毎日の授業、課外活動、礼拝、寮生活、そして行事と集会ならびに進路指導もすべて、できる限り小さい単位で考え行います。できる限り小さい単位で受けとめる教育の過程で充実感を味わい、考える力と取り組む力を養い、結果的に一人ひとりが大きく成長するのです。 それではできる限り小さな単位で受けとめる教育プログラムとはどのようなものか具体的にご紹介します

小人数制による小規模クラス編成

 敬和学園は1学年200人を6クラス編成にしています。1クラス33、4人がホームルームクラスです。クラスの人数が少ないことによって、それぞれの持っている違いや個性が大切にされます。クラス単位の取り組みではお互いが大切な存在になります。必要とされる自分が自覚できることによって自ら学ぶ意欲が出てきます。
  1年生はすべてホームルームクラスで必修科目を学びます。必修科目とは敬和生としての学習の共通基盤となる科目です。なお、英語と国語は習熟度別クラス編成を行っています。

労作教育 自らの体を動かし、手指を使うことによって、本当の意味での考える人、生きる力を持った人になります

イラスト 敬和学園は体と手指を使って学ぶ教育を大切にしています。人類は2本の足で立つことにより手を使うことができるようになりました。手指を使うことで、脳が発達して現在の人類の発展があります。週1時間「労作」という授業を行いますが、これは体と手指を使い、汗を流して働くことでバランスの取れた心と体の成長を願ってのことです。農作業として各クラスに各クラスに割り当てられた畑を使って、サツマイモなどの農作物を育てます。1年生は近隣の農家の協力を得て田植え、稲刈りを体験します。5月には全校労作があります。ボランティアや体験学習をします。労働と奉仕を通して、また他者の生き方とその言葉に耳を傾けることによって、生きるとは何かを発見する時です。施設・教会との交流の場ともなっています。

個人選択制カリキュラムと選択科目

 敬和学園は2年生からは個人選択制カリキュラムになっています。いわゆる特進クラス、文系理系などのコースによるクラス分けしません。それはさまざまな個性と違いを持った人が集まる普通クラスで培われる共同性のなかに教育の大切なものがあると考えるからです。 
 個人選択制カリキュラムによって一人ひとりの進路(大学進学)に対応することができます。選択科目とは一人ひとりの興味・関心、進路に応じて選択して学習する科目のことです。学習する科目を自分自身で選ぶことによって、主体的に学習に取り組む姿勢が養われます。特色ある多くの選択科目が開講されています。

一人になるプログラム 全校礼拝

 敬和学園の一日は毎朝チャペルで行なわれる全校礼拝から始まります。
 礼拝が始まると、それぞれ静かに祈り讃美歌を歌います。
 司会の生徒が聖書を読み、教職員また生徒の有志がお話をします。
 静かに耳を傾けながら、全校生徒が集まりつつも,それぞれが一人になって、自分の心の中を見つめる大切なひと時です。
 全校礼拝を通して、聖書が示す人間の生き方を知ることによって、豊かな人生を歩むために必要な指針が与えられ、同時に一人ひとりが「自分探し」をすることを願ってのものです。
 パイプオルガンの奏楽は教師と生徒の有志が行います。木曜日を献金日とし、月毎の献金は国内外の福祉・奉仕事業に送っています。

祈祷会・・・毎週水曜日の昼休みに教職員と生徒の有志による祈祷会を行っています。お話は「自分探し」をテーマに生徒が担当します。
早天祈祷会・・・毎週金曜日の朝6時30分からOMホールで行います。教職員の有志と寮生を中心とした生徒で行っています。 
教会出席・・・日曜日に教会に出席するようにと奨励しています。近隣の教会との関係を密接にして、生徒ができる限り礼拝に出席できるように便宜を図っています。

一人ひとりの成長を支える行事・集会/部活動

 敬和学園は通年の行事・集会を大切にしています。それは行事・集会への取り組みを通して、人間的な成長ができると考えているからです。
イラスト フェスティヴァル、賛美歌発表会、全校修養会は多様な個性を持った人が集まり、人格的なぶつかり合いを経験しながら、自主性と活動力を養いながら共に育ち学びあう場所と時間です。それぞれの行事・集会は発案から準備、運営、実行まで生徒の実行委員会が中心に行います。
 また部活動は自主的に集まった生徒たちが仲間をつくり、集団的な自治と協力について学びながら、それぞれの目標に向かって励む場です。教職員は活動をサポートします。

進路(進学)指導も一人を単位として行います

 一人ひとりが自分にふさわしい進路を見出すことが、敬和学園の進路指導の目標です。そのために、1年次よりクラス担任による個別面談や「進路アンケート」によって進路意識を高めます。
 さらに進路講演会や進路説明会、大学や専門学校の分野別の説明会を開き、進路に関する正確な情報を伝え、一人ひとりが自分の進路を考え、自分で志望を決定していくことができるようにしています。模擬試験を一斉に行わず、希望者にのみ実施していますが、これも一人ひとりの主体的な取り組みを大切に考えるからです。
 敬和学園を進路実績から見ると新潟県内有数の進学校であることがわかります。95%以上の生徒が進学希望です。その内の85%が現役で合格を決めています。
 現役合格者の約半数が「指定校推薦」で、40%近くが公募制推薦やAO入試で合格しています。特にミッションスクール(ICU・青山学院・明治学院・関東学院・玉川・関西学院・同志社など)からの「指定校推薦」や「キリスト教同盟校推薦」で進学する生徒が多いのも特色の一つです。
海外留学も毎年数名の希望者がいます。
さ らに学内校の敬和学園大学には特待生制度と推薦制度を使って進学することができます。
特待生は年間の授業料が免除になります。推薦制度を使えば入学金が免除になります。

一人ひとりをケアーする

 近年、高校生をとりまく問題は多様かつ複雑になってきています。敬和学園は従来の保健室での相談活動に加えて相談室を設けよりていねいな対応を行っています。保健室はより多くの生徒の健康状態を把握するため、気軽に来室できるようオープンスペースを広くとっています。相談の多くは友人関係、家族、寮生活のことなどですが、精神的な課題を抱えた生徒には、相談室と密接に連絡をとりながら対応しています。また個々のケースに応じて、担任や寮、保護者、その他関係機関と協力しながら心身の健全な発達を支援しています。

一人ひとりにストーリーがある

イラスト 敬和学園に集まってきた一人ひとりにはそれぞれのストーリーがあります。希望を、祈りを、不安を、また辛い過去を胸に、自分探しの3年間を過ごします。成長してゆく過程で彼らは、時に迷い、つまずき、あり方を悩んだり、生きる意味を問うたりする日もあります。そんな時に敬和学園のできることは、個性と違いを持った一人ひとりの声に耳を澄まし、寄り添いながら、主役である彼らの歩みを見守ることです。

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