学校案内

校長挨拶

自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。

 

校長 小田中 肇

私の自慢は生徒です

 中学生と保護者がよく学校見学に来られます。応接室でお話しをした後、校内を一緒に歩いて案内します。授業の様子や体育館・チャペルなどを見学します。そのとき私はいつも「生徒を見てください、敬和の一番の自慢は生徒です」と言って案内します。ありのままの生徒の姿や表情を見て欲しいと思うからです。
 敬和学園の特徴の一つは、教師と生徒の間の強い信頼関係です。創立以来、生徒と教師が協力して学園を造ってきた歴史がこの信頼関係を生みました。今も週一時間「労作」という授業があります。生徒と教師が一緒に農作業や清掃、雪よけなどを行います。共に汗を流すことで絆はいっそう強くなります。私の自慢は生徒です。

 

一人ひとりが主人公

 敬和学園高等学校はキリスト教の学校です。58年前、新潟市の開港百年記念事業の一環として、市と県の協力によって創立されました。
 キリスト教学校では、他の学校では学べないことを学ぶことができます。何のために人は生きるのか、そのことについて学べるのはキリスト教学校だけです。もちろん、他の学校がやっている「普通の勉強」もやります。しかし、それに加えて他の学校ではやっていない、勉強ができるのが敬和学園です。
 例えば受験勉強で学んだことは大学に合格すれば、その多くはその後の人生で使うことがありません。しかし、人は何を大切にして生きるべきなのか、人が幸せに生きられる社会とはどのような社会なのか、これらについての勉強は、生涯、役に立つ勉強と言えます。高校三年間だけでは、答えが見つからないかもしれません。しかし、そのような問題に出会い、自分で考えてみることが大事です。それらは、問い続けること、そのものに意味のある問いだからです。
 私たちは、生徒一人ひとりが、「人を、自分を好きになって欲しい」、そのような願いをこめて教育に取り組んでいます。人を受け入れ、自分を大切に思えるようになることは簡単なことではないかもしれません。
 しかし、敬和の自由で開かれた校風の中、生徒はその三年間の学びと経験によって、少しずつ変えられていきます。敬和の生活では、さまざまな機会に相手の存在を認めることの大切さを学びます。自分と合わない人、苦手な人もいるかもしれません。それでも、協力して一つのことをやり遂げることによって、苦手だった人が、大切な存在へと変えられていく。そのような経験をして欲しいと願っています。

 

学習と進路

 敬和には幅広い学力の生徒が入学してきます。本校の教科教育の方針は「すそ野は広く、てっぺんはとがらせる」ことです。幅広く、多様な生徒を受け入れつつ、しかし学習面で高い能力と意欲を持つ生徒に対しては、しっかり学力を伸ばすことを目標としています。
 そのため一年生では英語、数学、国語を習熟度別に学習します。勉強の苦手な人には、基礎クラスで中学の復習から始めるとともに、意欲のある生徒には高いレベルの授業を展開します。たとえば英語の上級クラス(2クラス)はオールイングリッシュの授業です。三年間で世界に通用する英語力を育成します。
 2,3年生には個人カリキュラム制を採用し、自分が学びたい科目を選択して時間割をつくります。それによって、生徒の自主的に学ぶ姿勢が引き出されます。他の学校にはないユニークな授業が展開されています。
 それでは敬和学園で学んだ生徒には、どのような進路が備えられているのでしょうか。毎年、卒業生の約半数が大学に、約四割が専門学校に進学し、ほぼ一割が就職します。特徴としては全国にあるキリスト教大学から指定校推薦枠をいただいていることです。その中には難関大学も数多く含まれています。多くの生徒は敬和での学びを発展させるために、この推薦制度を利用して進学します。
 地元の敬和学園大学にも毎年20名以上が進学します。高校・大学が連携して7年一貫教育に取り組んでいます。敬和学園大学は、敬和生にとって、もっとも信頼できる進学先のひとつです。本校はいわゆる受験校ではありませんが、卒業後の進路は十分保証されていると自信をもって言うことができます。
 本校には寮があり、全国だけではなく海外からも入学してくる生徒がいます。本校の寮は生活のためだけではなく、豊かな人間教育の場となっています。
 あなたもこの敬和学園で三年間の学校生活を送ってみませんか。入学を心よりお待ちしています。