自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
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2020/01/23
2019年12月22日（日）第九演奏報告
2年ぶりにベートーベンの交響曲第九番、通称第九をキエフ国立フィルハーモニー交響楽団と、りゅーとぴあで演奏しました。二年に一度、ウクライナからやってくるこのオーケストラは、日本中をツアーし、その中のひとつに新潟が含まれているのです。前回の第九を経験しているのは3年生のみ。とてもフレッシュな状態で練習が始まりました。慣れないドイツ語の発音に苦労し、どのパートも高音の連続で、生徒たちは自分たちの限界と戦いながらの練習になりました。しかし生徒たちは練習のたびに第九の面白さ、素晴らしさにハマッていき、練習後は名演のビデオを見ながら歌ったり、風呂場で歌ったり、気付くと鼻歌を歌っているような状態でした。
迎えた本番は素晴らしいものとなりました。プロオーケストラに支えられた合唱は過去最高の出来栄えでした。特にソプラノが圧巻でしたが、どのパートも輝くような音を出していて、天上の音楽の花火が次々と打ちあがっていくようでした。指揮者もとても喜び、「すごいねっ！」とお褒めの言葉を頂きました。
1,2年生にとっては初の第九でしたが、この先ずっと記憶に残るものになった気がします。
生徒たちは他の大人たちが混じっての演奏だったので若干の緊張を見せていましたが、終了後はとても充実感のある表情で、人間的な成長に繋がったようです。足を運んでいただいた会場の皆様、また様々な協力を頂いた保護者の皆様、本当にありがとうございました。
