クラブ活動

バスケット部

2017/05/11

<バスケ部> 『春季地区大会 VS 高志中等』 46対77

リーグ戦で何度も戦ったことのある高志中等学校との一戦。我がチームは大黒柱を欠いての戦いとなってしまい、思うような試合運びができませんでした。

チームというのは、試合に向けて一致団結し、チーム力を高めてから試合に臨むものです。でも、今回はそれができませんでした。課題が多く見つかった試合となりました。大型連休中に糸魚川遠征で出かけます。県総体に向けて課題を一つずつ克服していきましょう。

 

ゲームリポート By  Shin TANAKA

高志中等との一戦。リーグ戦でも戦ったこともある相手です。お互い策略を出し切る戦いとなりました。過去5年間、高志中等に負けていないとあって勝つ気も十分です。

 

1Q

高志中等のフローターで幕を開ける。敬和は#8細貝がスリーポイントシュートを試みる。しかしリングにあたり入らない。続けて#5味方がスリーポイントを狙うがこれもリングに嫌われる。高志中等は#10がファールをする。高志中等の攻撃はレイアップで得点し、0-4とする。ここで、#8細貝のスリーポイントが決まり1点差とする。残り6分42秒。

高志中等はバスケットボールカウントが決まり点差を離す。

敬和は#5味方に変えて#13山岡をコートに入れる。チームファールは敬和が4つ、高志中等は2つとチームファールが重なってしまう。ここで敬和はタイムアウトを要求。

4分42秒 5-14高志中等のリード。流れを変えたい敬和は#4山田のドライブから#10井上へのパスが決まり、ゴール下で得点する。さらに、#4山田がフリースローをもらい加点する。しかし高志中等が得点を続け8-19と高志中等リードで終わる。

 

2Q

IMG_4582気持ちを変えて挑んだ。敬和の怒涛の追い上げが始まる。このピリオド先取点をとる、#10井上のゴール下で強さを見せ得点につなげる。#8細貝のドライブから#10井上へのパスが通りまたしてもゴール下を決め、12-19と点差を縮める。
これは敬和のホットラインと言えるだろう。高志中等はターンオーバーを犯してしまう。このターンオーバー見逃さなかった敬和は、一気にたたみ掛ける。
#7黒崎のジャンパーが決まり12-19とする。体育館は押せ押せムードに。
高志中等はメンバーを2人変える。フリースローを決め14-24と10点差がつく。
敬和は2回目となるタイムアウトをとる。ここを踏ん張りたい敬和。
残り5分14秒。敬和のボールでスローイン。ここで、ターンオーバーをしてしまい、高志中等に速攻の形でレイアップを入れられてしまう。
敬和の攻撃、#8細貝の得意の角度でもある45度からのスリーポイントでなんとか喰らいつく。高志中等はトラベリングを取られ、敬和ゴールに。敬和はメンバーチェンジで流れを変える。#5味方が入り#13山岡がベンチへ戻る。#5山田が2つ目のファールをしてしまう。高志中等は、#11のリバウンドから得点、#5がゴール下で点を稼ぎ17-30となる。残り3分33秒。敬和は#8細貝の匠のドライブからシュートでファールを誘いフリースローをもらう。これを落ち着いて沈める。#13山岡のシュートが外れたのを#10井上が空中戦で勝ち、ゴール下の強さを見せる。#5山田から#7黒崎へのナイスパスが決まり、だんだんと差が縮まる展開となる。高志中等がタイムアウトを取る。#5山田が力ずくでバスケットボールカウントをもぎ取り、27-34と7点ビハインドで前半を終了する。

 

3Q

IMG_4583#5山田が放ったボールが華麗な放物線を描きリングに収まる。これがバスケットボールカウントととなり、チームに勢いをもたらす。ここで寅さんの「4点差」という大声が体育館に響きわたる。この声で、チームにスイッチが入ったと思われた矢先に、高志中等にパスカットされてしまいゴール下で得点を許してしまう。敬和がすぐさま後半1つ目タイムアウトを取る。流れが高志中等に傾きかけたその時、チームの雰囲気を変えたのは1年の#14原田だった。残り7分22秒で31-41と10点差をつけられ、コートに彼は立つ。1年の大型ルーキーはゲームを冷静にコントロールし試合を作った。高志中等に連続得点を許してしまうも、試合の流れを変えたと言っても過言ではないだろう。敬和はディフェンスをフルコートマンツーマンに変えた。これが功をそうし、#5山田のスティールからレイアップに持って行った。43-32残り2分11秒。リードは高志中等。ここで#20井上のバスケットボールカウントが決まりチームが盛り上がる。36-53いぜんとして高志中等リードで最終ピリオドに託す。

 

4Q

IMG_4585敬和の攻撃は#14原田が投げたフローターシュートがリングの上を一周しゴールの中へ。このシュートがバスケットボールカウントとなり、#14原田は大きく右手を上げてガッツポーズを見せた。フリースローも決め38-53とする。ここからは点の入れあいとなる。両チームシュートを入れられたら決めるの繰り返しなる。敬和はディフェンスをフルコートマンツーマンのままである。高志中等はなかなかこのディフェンスを崩すことができず、ターンオーバーを連発してしまい。このターンオーバーをものにしたのが敬和。着実にしっかりと点を取り一時は12点差まで詰め寄った。お互いに精度の高いミドルシュートで、得点の取り合いである。流れが傾いたのは#10井上の3秒オーバータイムからだ。ここからだんだんと点差が離されてしまう。負けられない敬和は3年生が意地を見せる。#12外山が速攻でレイアップが決まる。45-63残り4分33秒。#5山田がフリースローを落ち着いて決め、ここでメンバーチェンジ。#15小森谷#14原田#18豊岡の1年生3人をコートに出す。緊張していた1年生だったか、しっかりと試合の雰囲気は味わっているように感じた。最後は#5山田がゴール下を決め試合は終わった。

46-77高志中等が2回戦に駒を進めた。

 

この試合は3ピリオドの得点が止まってしまったところが課題として上げられる。どうすれば相手の得点を止められるのか、どうすればシュートまで持っていけるのかを考え、最後の大会でもあるインターハイ予選につなげて言ってほしい。悔いが残らないような試合になることを次の大会では期待している。