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バスケット部

2017/04/20

<男子バスケ部>『近県大会 vs六日町』惜敗56対59

チームとして久しぶりに臨んだ近県大会。シーソーゲームを最後まで展開できるようになったことは大きな成長。あとは勝ち切るだけ。2週間後に控えた春季地区大会に再度挑戦しよう。

 

ゲームリポート By  Shin TANAKA

 

勝てば新潟商業との戦いとなる重要な一戦。この日気合が入っていたのはなんといっても#9加藤。練習試合ではリバウンドをもぎ取り大活躍とのこと。試合前に20点取りますと元気よく答えてくれました。一年生でベンチ入りを果たしたのは#14原田と#16大倉。

一年生も織り交ぜチーム一丸で1勝を狙います。

 

敬和のスターティングラインナップは#5山田 #6味方 #8細貝 #9加藤 #10井上

 

1Q

ジャンプボールを取ったのは六日町。#4がレイアップを決め先に点を取る。

先制点を取られた敬和は#6味方のシュートで幕を開ける。その後も#9加藤がブロックを見せる。#5山田からのパスが通るも#10井上がゴール下でポロリ。なかなか得点をあげられない。#9加藤がセンタープレーでゴール下まで押し込みバスケットボールカウントを得る。敬和は#8加藤を起点に攻め始める。その#9加藤にボールが入りゴール下まで攻め、フリーの#5山田にパスが渡りそこに#10井上が空いているスペースに飛び込むといった具合のオフェンスだ。ここまで2-4 六日町高校リード 残り6分27秒

ここで新潟屈指のスリーポイントシューター#8細貝がスリーポイントを放つ。

しかし#11にプロックされてしまい、流れが来ない。#5山田がゴール下で得点すると、#6味方がカットをしチームも勢いに乗る。ここで見せたのがあの男。スリーポイントシューター#8細貝。右コーナーから綺麗な放物線を描いてリングに収める。これは彼の才能といっても過言ではない。そのあとは波に乗れることができず、24秒オーバータイムに。#5山田が打ったミドルシュートを#9加藤がリバウンドをとりゴール下できっちりと沈める。7-7の同点。残り3分15秒。

六日町も負けてはいない。#13のゴール下で得点を重ねる。

ここで合わせのプレーが敬和に生まれる。#10井上のドライブに#9加藤が自ら合わせ2点を挙げた。このプレーは練習で何度も失敗したプレーだ。

その後も#9加藤がローポストでボールをもらい、そこからハンドオフで#10井上にパスが渡る。このプレーはなかなか見ない練習通りのプレーだ。#5山田の目にも留まらぬ速さで相手を抜きさりゴール下まで持って行く。しかし、あまりに速すぎたため、ボールが手につかず得点には至らなかった。1Qを13-11と敬和がリードで終える。

 

2Q

最初のゴールは#9加藤のゴール下。その後も連続で合わせのプレーが出る。

#13山岡のパスからカットで切れ込み#10井上がシュートを決める。

この日2本目となる#8細貝のスリーポイントシュートが決まる。相手のジャンプもモノともしないそのシュートの感覚は最高だ。26-19この日1番のリードだ。残り5分30秒。加藤がトラベリングを取られてしまう。その後も、8秒オーバータイムの笛がなる。ターンオーバーを帳消しにするプレーがここで出る。#13山岡のロングパスから#5山田が反応し、速攻の形で得点した。#13山岡に変わり#6味方がコートに戻る。六日町は#6のミドルシュートが決まり、なんとか食らいつく。敬和は#10井上の連続得点で点差を離す。#9加藤が3つ目となるファールでベンチに下がる。33-24敬和がリードで前半を終える。

 

3Q

このピリオド敬和は6点しか入らない。。#4山田からのパスで#11加藤がシュートを決める。#9加藤がリバウンドに絡むも相手の手にあたりマイボールにならない。コートに#11黒崎をコートに投入する。残り7分20秒 34-30敬和がリード。さらに敬和は大胆な交代をする。#14原田 (1年生) をコートに起用した。緊張したのか#14原田はトラベリングをしてしまう。結果、ほろ苦いデビューとなったが、誰もが認める才能ゆたかなそのプレーはこれからのチームにとって大きな財産になるだろう。#14原田をベンチに下げ、#10井上がコートに。ここで間に六日町の#6のスリーポイントが決まり、差がついてしまう。#5山田のレイアップでなんとか敬和も食らいつき36-38で六日町のリード。しかし敬和は痛恨のターンオーバーをしてしまう。ここでキャプテンの#5山田の渾身のスリーポイントシュートが炸裂し1番の盛り上がりを見せた。39-40とし六日町がリードで最終ピリオドを迎える

 

4Q

#9加藤がシュートを決めるも、痛恨の4つ目となるファールをしてしまいコートを去ってしまう。それに相次ぎ、#10井上もファールコールされ個人ファールが4つになる。41-42六日町のリード。#山田が得意の1on1を仕掛けるがシュートは入らない。ここで2年生が魅せた。#13山岡のレイアップでチームにエンジンがかかった。息を吹き返したい敬和は#7黒崎がチャージングをもらいながらを手繰り寄せる。#井上もフリースローを2本決め45-42と敬和が再び逆転する。タイムアウト明けの敬和の攻撃は#13山岡がルーズボールに飛びつき(犬より早いルーズボール) #8細貝にパスが回りレイアップが決まり差を3点に広げる。

六日町は#4のミドルシュートがゴールに吸い込まれる。この日3本目となる値千金のスリーポイントシュートを#8細貝が右のコーナーから決める。48-51六日町のリードに変わる。タイムアウト後の敬和は#9加藤がコートに入る。この日16得点と活躍した#9加藤のシュートが決まり差を縮める。

ここで敬和はディフェンスを変え、フルコートディフェンスに変える。残り42秒。相手がボールをキープし時計が進んでいく。最後は速攻で得点を許しタイムアップ。56-59 六日町高校が勝利した。

 

今大会、あと一歩で勝利を逃した敬和だが、合宿やトレーニングゲームを通じて着実に課題を修正している。昨年もそうだったように、必ずこの経験が2週間後の地区大会に活きていくだろう。下を向いている暇はない!!

50回生を迎え、進化を続ける敬和バスケ部の今後に期待します。そして、50回生の皆さん、まだまだバスケ部への入部を待っています!!

 

スタッツ

#9加藤 16点

#10井上 10点

#8細貝 13点

#5山田 9点

#13 山岡 2点

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