自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2022/05/06
4月28日(木)、女子バスケットボール部は今年度の公式試合初戦を迎えました。対戦相手は新潟明訓高等学校。初めての対戦となります。
試合開始直後5番吉田のシュートが決まり先制します。いつもは苦手な試合の出だしですが、今日はチーム全員の足がよく動きました。数週間前に始めたばかりのスクリーンプレイを意識しながら5人一人ひとりが果敢にボールを受けに行き、シュートにつなげます。4番阿部が吉田に続き得意のジャンプシュートを、6番山﨑(か)が3ポイントシュートを決め、チームを盛り上げます。ディフェンスもファールをしないよう、後手に回らないよう気をつけながらボールを追います。相手チームも3ポイントシュートを決めるなどお互いに譲らない攻防を繰り広げ、1Q(クオーター)目は19−19のドローで終わりました。
しかし2Q目開始後に立て続けにミスを連発し、試合の流れが相手チームへ。一気に10点差をつけられます。5番吉田が果敢に得点を重ねるも中々点差が埋まらず、前半は40ー28で終えました。
ハーフタイム中、宇治監督から「すぐにひっくり返せる点差なのだから諦めるな」と激が飛び、選手たちの顔が上がりました。「まだまだだ」とお互いに声をかけ、後半戦に向けて作戦を練りました。
気持ちを切り換えて迎えた後半戦。3Q目は健闘し、このQだけで見ると12ー13で敬和学園に軍配が上がりました。しかし、そのがんばりが最後足にきてしまい、相手チームに走られ得点を許す形となってしまいました。最終結果は65ー46。選手たちが待ちに待った春季地区大会は初戦敗退となりました。
試合後、「勝てた試合だった」と悔しさに涙する選手がいました。今までは自分たちの力が及ばず、「負けても仕方ない」という雰囲気があったのも事実です。しかし今回そのように感じることができたのは、自分たちの技術や精神面が成長してきた証拠だと思います。この悔しさをバネに、来月迎える最後の大会に向け残りの期間を大切にしていきます。