寮教育

ブロック長メッセージ

 のぞみ寮には「大望」「光風」「みぎわ」「めぐみ」の4つの建物があり、それぞれにリーダーの「ブロック長」がいます。

 「気づけばそこに愛がある」 ~のぞみ寮テーマ~

2016年10月〜2017年9月までの「のぞみ寮運営委員会目標」

 47回生の先輩方からバトンを受け継ぎ、48回生が主体となりのぞみ寮の運営も世代交代しました。今年度ののぞみ寮のテーマは「気づけばそこに愛がある」です。「どんな寮にしていきたいか!」について考え、「みんなが帰ってきやすい寮」「我が家のような居心地のよい寮」「男女ともに仲が良い寮」「各館の交流を深めたい」という意見が出ました。これらのことについて私たちは考えました。

 やはり、寮に帰ってこられない仲間がいるというのはせつない。その人にとって居心地が悪くなってしまっているのではないか?とか、男女間に起きる偏見をなくしたいと、それぞれの想いを話してくれました。

 それぞれの意見から共通する気持ちが「愛」だったのです。「愛」というのは、意識してつくるものや無理やり探したりして見つけるものではなく、今近くに座っている人たちとの間に、形、色、大きさは違え度、当たり前にあって、気づいた時に、相手のやさしさをふと感じた時、その根本的なものとして、そこに「愛」があることを感じられるといいなという願いも込めてこのテーマになりました。

 私たちはまだお互いを知らないことがたくさんあります。ただそれをそのままにするのではなく、関わり合い、知り合い、そしてそこから何か温かいものが生まれ、いつか気づいた時にそれが「愛」であることを実感できたらいいなぁと思います。

 

めぐみ館/ブロック長 S.N(新潟県長岡市出身)

テーマ 「大きなかぶ」 ~それぞれの個性を合わせて~

 今年のめぐみ館のテーマは「大きなかぶ」です。ロシア民話で有名なお話です。おじいさん、おばあさん、孫、いぬ、ねこ、ねずみと様々な登場人物が力を合わせて「大きなかぶ」を抜くという話です。
 私たちは、様々な登場人物が同じ目標をもって、みんなでせいいっぱい取り組んでいるところ、そして登場人物は違った性格でありながら、同じ家で暮らしているところに、自分たちとの共通点を見つけ注目しました。私たちも「めぐみ館」でそれぞれの役割を持ちながら生活しています。学校に行けば学年、クラス、部活等異なり、それぞれに過ごしています。
 このお話を初めて読んだ時、ねずみを呼んで来て「大きなかぶ」が抜けるとは、誰も想像しなかったことでしょう。
 登場人物は増えていきますが、それぞれの持つ力は、一見後退しているようにも思えます。ですが、ねずみのように小さく弱くても、その目標には必要な存在なのです。
 もしこの家にねずみが住んでいなかったら「大きなかぶ」を抜くのに、もっともっと時間が必要だったかもしれないし、もしくは抜けなったかもしれません。そしてこの「かぶ」は土の中にあって、どれくらい大きなものかわかりません。やってみないとわからないというのは、少し怖い気もしますが、一人ひとりが素晴らしい個性を持つめぐみ館生が、力を合わせれば、想像以上の「大きなかぶ」を抜くことができるでしょう。私たちの物語はここから始まります。

 

大望館/ブロック長 T.Y (新潟県長岡市出身)

テーマ 「JUST DO IT」

 みなさんは大望館に、スポーツマン、おしゃれ、頭がいい、イケメンなどのイメージを持っているかもしれません。その通りなのですが、そんな大望館にも課題があります。例えば、うるさい、まとまらない、行動が遅い、汚いなどです。時にそのせいで物事が悪い方向に向くことや、後になって取り返しのつかないこともありました。なので、2年生でミーティングをし、この課題をどうしていくか、これからどうしていきたいかを話し合いました。その中で、もっと行動を早くしていこうという意見や、もっとまとまりを持った方がいい館になるという意見が出ました。このミーティングの結果、大望館の新しいテーマは『JUST DO IT』に決定しました。
 知っている人もいると思いますが、JUST DO ITはスポーツメーカー「ナイキ」の企業スローガンです。ですが、これを真似したわけではなく、この言葉の意味が気に入ったのです。JUST DO ITには「思い立ったらすぐ行動」という意味があります。今の大望館に特に必要なものだと満場一致で決まりました。
 今までの大望館48回生は、何をするにも文句を言って動かなかったり、いつかやればいいと先延ばしにすることがありました。その中で、なかなか行事などがうまくいかなかったり、ミーティングがうまく話し合えなかったりということがありました。しかし、JUST DO ITの合言葉があれば今までのようになりません。まずは、2年生からJUST DO ITの言葉通りの行動をしていきます。その姿を見せて、私たちのやる気と行動力を大望館全体に浸透させていきたいです。

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みぎわ館/ブロック長 N.Y (長野県出身)

テーマ 「みぎわ館~のぞみ寮の伝説」

 今年のみぎわ館のテーマは、「みぎわ館~のぞみ寮の伝説」です。テーマを決めるにあたって、2年生で沢山の意見が出ましたが、みぎわ館のテーマは「みぎわ館」という言葉でしか表せないという意見に一致し、決定しました。そして、サブテーマの「のぞみ寮の伝説」には、みぎわ館の歴史が深く関わっています。
 昨年度、みぎわ館47回生の方々は、ルールの大幅な削減と改正をするという伝説を残しました。最初は誰もが困惑し、反対をしました。しかし、生活していくうちに、気遣いやお互いに関心を持つことや分らないことは遠慮せずに先輩に聞くなどの、寮生活において最も重要なことを沢山見つけることができました。そして、今までよりもっとみんなが帰ってきやすいアットホームな寮になりました。今みぎわ館の私たちは学年の壁を越えて意見を言い合えるようになりました。それはたぶん、みぎわ館史上初のことではないでしょうか。

1031_mi07 今まで当たり前にしてきたことを変えるということは、すごく時間がかかるし難しいです。ですが、それを47回生の意志を引き継ぎつつ、他の館や後輩のことを考えながら私たちは私たちで新しい歴史と伝説をつくっていこうと思います。
 しかし、このようなことはしばしば理解されないこともあります。でも私たちは、ただ色々なことに楽しみながら挑戦したいだけなのです。私たちはただの女子高生の集団ではありません。新しいことにどんどんチャレンジしていく女子高生なのです。みぎわ館48回生のありえない個性と、49回生のパワフルで一癖ある個性と共に、みぎわ館を引っ張って、のぞみ寮にも変化を起こします。そして、みぎわ館の伝説だけでなく、のぞみ寮の伝説になるのです。
 意見がぶつかり合ったり病んだり、時には迷惑をかけたりすることもあるでしょう。しかし、近年どんどん増え続ける寮生を今までのやり方ですべてやっていくのでは、いずれ限界が来ると思います。人の目を気にし、反対されることを恐れて本当に自分がしたかったことをできなかった人たちもいるでしょう。変化を恐れず、私たちと一緒にまずは挑戦してみましょう。

 

光風館/ブロック長 S.R (東京都東村山市出身)

テーマ 「本気(マジ)」

 みなさんは人が本気で変わろうとしている姿を見たことがありますか?みなさんはそんな姿を見てみたいと思いませんか?
 夏休みが終わってすぐの頃、2年生12名が夜中に大騒ぎし、片岡先生に叱られるということがありました。この出来事により、光風館2年生全体の評価を落とし、さじを投げられてしまうような状態でした。そこで、僕たちは今後について何度も話し合いました。この出来事以前から僕たちには課題があったのではないか。今までたくさんの目標を掲げて来たがどれも実現せず、結局口先だけで終わっていたのではないか。ではどうしたらいいのか。信頼を失ってしまったのではないか。一度さじを投げられてしまったのでは、自分たちの在り方を行動で示していくしかない。そして、僕たちは大幅な改革を目標にし、何事に対しても全力で本気でやっていく、そう決意しました。

1109_ko01 光風館48回生のテーマは『本気(マジ)』です。この絵に描かれている富士山を見てください。これが僕たちの目指すゴールです。しかし、そこを目指す過程にはいくつもの大きな荒波があります。僕たちは今までこの荒波から逃げてばかりいました。しかし、これからはどんな荒波・困難から逃げ出さず、立ち向かっていく、一度決めたことは本気で貫いていくと決めました。
 最後にもう一度、質問します。みなさんは人が本気で変わろうとしている姿を見たことがありますか?みなさんはそんな姿を見てみたいと思いませんか?ここからが僕たち光風館48回生のスタートです。ゴールの絶景を目指し、必ず変わってみせます。僕たちが本気で変わっていく姿を見ていてください。