寮教育

ブロック長メッセージ

 のぞみ寮には「大望」「光風」「みぎわ」「めぐみ」の4つの建物があり、それぞれにリーダーの「ブロック長」がいます。

  篝火 ~のぞみの湯~

2019年10月〜2020年9月までの「のぞみ寮運営委員会目標」 

 今年ののぞみ寮のテーマは、「篝火~のぞみの湯~」です。このテーマは、運営委員長会議で話し合いを重ねて決めました。話し合いでは、どのようなのぞみ寮にしたいかを考えました。家のような場所、笑顔が溢れるのぞみ寮、楽しくて居心地が良い寮、帰ってきたくなる場所など、多くの意見が出ました。これらの意見から「温泉」を連想しました。
 「篝火(かがりび)」は一つだと小さな火でも、その火がたくさん集まれば大きな火になるという意味です。ここにいるみなさんの火の大きさは人それぞれですが、集まり支え合い、助け合えば大きな火になるはずです。火が大きくなれば、のぞみ寮もどんどんあたたかい場所になると思います。篝火のように、ここにいるみなさんも支え合って、明るくあたたかい寮を築いていきましょう。

 

光風館/ブロック長 H.K(長野県岡谷市)

テーマ 「心~愛と勇気と友情と~」

 
 今の光風館51回生には、多くの課題があります。欠食、遅刻、夜の過ごし方……。挙げたらきりがありません。しかも、個性がとてつもなく強い人たちの集まりでもあります。そのような中、館テーマを決めるミーティングは当然とてつもないミーティングになりました。意見は出るものの、話を聞かない人がいたり、お菓子を食べる人がいたり。何度注意しても関係のない話をし始める人など、これも挙げたらきりがありません。しかし、そこで「愛と勇気と友情!」とS.S.君が発言しました。すると、「それ、いいじゃん!」と周りが賛同し、その時を境にミーティングがものすごい勢いで進み始めました。
kofu0052_09 話し合いをしていくうちに、僕たちに足りないものは何かという話になりました。「思いやりが足りないのでは?」という意見が出て、館テーマが決まりました。
 今年の光風館の館テーマは、「心~愛と勇気と友情と~」です。テーマの「心」には色々な意味を当てはめることが出来ます。愛と勇気と友情を当てはめて、今の光風館を変えていきたいと思っています。愛では、思いやりや愛情を持って人と接することを意識して生活すること。勇気では、努力する勇気や挑戦する勇気を持つこと。友情では、言い合いや喧嘩を恐れず絆を深めていこうと思っています。
 そして、最後に「と」が付いているのは、愛と勇気と友情をクリアした後のことを考えての「と」です。目標を達成したら次の目標を立てて、常に高い向上心を持ち続けたいと思ったからです。僕たちがこの先の「と」の後にどれだけ新しい「心」を付け足していけるか、みなさんどうかあたたかい目で見守ってください。

 

めぐみ館/ブロック長 Y.M(大阪府大阪市)

テーマ 「まるーっ!」

 今年のめぐみ館の館テーマは「○(まる)」です。みなさんは「○」と聞くと、嬉しくなりませんか。私は嬉しいです。例えば、テストを返してもらった時、〇が多ければ多いほど嬉しいですよね。逆に×をたくさんつけられると、否定された気持ちになり悲しく、悔しくなります。これは日々の私たちの生活にも言えることではないでしょうか。例えば、誰かに不満を持ってしまった時、私たちはついついその相手に×をつけてしまいます。みなさんにもそういう経験があるのではないでしょうか。でも、それでは寂しいと感じます。本当は、みんなには良い所があり、みんな「○」なのです。それはここに居る誰もがです。だからこそ、私たちはそれぞれの良い所を見つけ合い、「○」をたくさん付け合える、そんな館でありたいという想いを一番に込めました。
 また、私たちめぐみ館の2年生は、いろいろな事情で13人から9人になりました。他の三館と比べても、めぐみ館の1・3年生と比べても、圧倒的に少なく、委員会や館の仕事で人手が足りないことも多く、困ることばかりです。心細く思うこともたくさんあります。ですが、そんな私たちには、頼もしい1・3年生がついています。私たちが困っていれば、手を差し伸べて助けてくれます。私たちが心細い時は、ここに自分たちが居るということを示してくれます。そんな風にみんなで手を取り合って、欠けている部分が無い、綺麗な「○」を作ってきました。
 これからも、ここに居られなかった51回生4人の手も離さずに、この「○」をどんどん大きく、丈夫に、そして温かいものにしていきたいです。megumi0026_00

 

 

大望館/ブロック長 T.H( 新潟市西区)

テーマ 「循環」 

 大望館のテーマを考えるにあたり、51回生で学年に無いものを学年全員の目標にしようと、話し合いました。51回生の目標はみんなで団結出来る学年にしようと決め、それにちなんだ大望のテーマが「循環」です。
nozomi0104_02 この循環には、二つの意味があります。一つ目は、循環を血液が循環することに見立て、それぞれが自分の役割を理解し、みんなで大望という一つの体に血を流そうという意味です。
 二つ目は、寮に入れてもらったことを家族に感謝して、先輩と寮務教師から学んだことや大望館で経験したことを後輩たちに伝えていきたいという思いです。
 これまで51回生はミーティングでは人数が集まらず、テーマ決めも真剣に参加する人がいなく、51回生と一括りにするにはまとまりが無さすぎました。ポスターもさっきできたばかりのものです。でも、今までと違うのは、このポスター書きに関しては、51回生全員が積極的に参加して作り上げたことです。団結の兆しが見えた気がします。隣で、礼拝の話を考えながら感動しました。
 「循環」を大望のテーマとして、口だけにならないように心にとどめていきながら生活したいです。

 

みぎわ館/ブロック長 H.A( 新潟県長岡市)

テーマ 「幸せ。(しあわせとは)」

 今年のみぎわ館の館テーマは「幸せ。(しあわせとは)」です。このテーマには三つの意味が込められていて、様々な読み方が出来ます。
 一つ目は、輪という意味です。「幸せ。」の「。」は「輪」を表しています。「幸せ+。(輪)」で「幸せと輪」と読みます。仲間の輪がたくさん広がり、館全体が楽しく幸せな雰囲気で包まれてほしいという願いを込めました。
 二つ目は、幸せとは何かという問いです。51回生で館テーマを決める話し合いをした際、自分たちはどんな館を目指すべきか話し合いました。たくさん時間を費やした結果、楽しくて幸せに生活出来る寮が一番いいという結論に達しました。では、楽しくて幸せな寮生活とは、どうすれば作ることが出来るのでしょうか。私たちもまだ分からず、模索しています。しかし、この模索に意味があると私たちは考えました。今は「幸せとは?」と模索していても、卒業のとき「幸せ。」と言い切れるように、たくさんぶつかり合いながら自分たちだけの幸せの形を見つけていきます。
nozomi0104_05 そして、三つ目に「幸せとは」の「とは」を「永久」と表すことで、みぎわ館で見つけた幸せが永遠に続いてほしいという願いを込めました。せっかく見つけた幸せをその場限りにしてはもったいないと思います。51回生が作った幸せの輪は、卒業後もみぎわ館の後輩に受け継いでほしいと思います。卒業後にみぎわ館の仲間と遠く離れ離れになっても、自分達で作った幸せの輪で、ずっと繋がっていられるようにしていきたいです。
 実は館テーマを決める際、なかなかよい案が浮かばず、何週間も経ってしまっていました。そんな時、2年生のA.K.さんがふと歌ったのが「back number」の「瞬き」でした。私達はこの歌の歌詞に共感し、テーマ決めがどんどん進んでいきました。
 敬和は自分探しの学校です。だからこそ、自分の弱さを見つけて戸惑うこともあります。そんな時、大切なみぎわ館の仲間に降りかかった雨に傘をさせるだろうか、つまり試練に一緒に立ち向かえるだろうか。今まで沢山の試練を乗り越えてきた私たちなら、どんな困難にでも立ち向かえると思うのです。試練を乗り越える中で、色んな幸せの形を見つけることができると思います。その幸せは瞬きもせずに目を凝らしても、見つかる類のものじゃないかも知れません。だからそばにいつもみぎわの仲間がいて欲しい、そう思える館作りをしていきます。みぎわ館の幸せの輪が他館にも広がっていくように、私たちは「幸せとは。」と問い続けます。