自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
のぞみ寮には「大望」「光風」「みぎわ」「めぐみ」の4つの建物があり、それぞれにリーダーの「ブロック長」がいます。
「ピース」
2022年10月〜2023年9月までの「のぞみ寮運営委員会目標」
今年ののぞみ寮のテーマは「ピース」です。このピースには、2つの意味があります。1つ目が「平和」としてのピース。2つ目が「パズル」としてのピースです。
1つ目の平和としてのピースには、これからののぞみ寮を今よりも、もっと優しく、思いやりのある寮にしたいと思い、このような意味を込めました。何か失敗してしまったとき、とても腹がたったとき、悲しいことがあったとき、心身共にボロボロになってしまったとき、この寮に帰ってくれば間違いを気づかせてくれる、話を聞いてくれる、一緒に泣いてくれる、そんな寮にしたいです。
そして、2つ目のパズルとしてのピースという意味についてです。こののぞみ寮には、全国から人が集まってきています。それぞれ得意なこと、苦手なこと、好きなこと、嫌いなことがあって、自分なりの形があると思います。だからパズルのピースという意味にしました。とてものぞみ寮にあっていると思います。お互いのピースの形をよく理解し尊重していき、寮で何かをするときには、たくさんのピースががっちりとはまり、大きなパズルを描きけることを目指して行きたいです。
これから1年間、54回生でのぞみ寮を引っ張って行きます。平和とパズルのピース。この二つの思いを大切にして、頑張っていきたいです。
みぎわ館/ブロック長 I.M(東京都)
テーマ 「これから」
2023年3月で、1度休館になるみぎわ館。そのラストにふさわしいテーマとは何か。私たち54回生は、どんなみぎわ館にしていきたいのか。「みぎわらしさ」そして、「私たちらしさ」ってなんだろう。みぎわ館を思い出にはしたくない。みぎわ館は、私たちの中にずっとあるから、思い出になんかならない。「それにまだまだ、これからでしょ!」というみんなの想いからこのテーマに決まりました。
そして、先輩方の想いも大切につなげていきたいという思いから、52回生テーマ「color~」、53回生テーマ「だから大丈夫」、そして54回生のテーマ「これから」につなげていこうと思います。これから私たち54回生が後輩たちを引っ張っていく番。
みぎわ館とは、お別れだけど、私たちはみぎわ館を忘れない。どんなことがあっても、みぎわ館で出逢った人たちがいる。だから大丈夫。
2023年度からの新しい生活に不安な事もあるけれど、新しい出逢いを楽しみに、私たちは「これから」を作っていこう。そして何より、「これから」もみんなで仲良くいよう!そんな思いをテーマに込めました。
「これから」の事なんて誰も知ることは出来ないけれど、その未来にたくさんの希望を持って歩んでいけるみぎわ館にしていけるよう頑張って行きます。
大望館/ブロック長 I.T(新潟県)
テーマ 「銀河~ビッグバン~」
大望館のテーマは「銀河~ビッグバン~」です。
銀河には、数え切れないほどの星が存在しています。星は、様々な種類があるので多様性として考え、「大望生=銀河の星々」として考えました。
サブテーマの「ビッグバン」は、人と人が出会い、新しいものが生まれることを意味しています。人が出会い、ぶつかり合いながらも、お互いを成長させる熱い友情などが生まれています。これからも生まれてほしいという想いや願いを込めて、このテーマに決めました。
このテーマから伝えたい大望館の良さは、たくさんありますが、その中から厳選して二つ紹介します。
まず、1つ目の良さは、「大望生の明るさ」です。どんなに大変なことがあって暗い雰囲気になっても、たくさんの人がその場を明るくしてくれます。僕が落ち込んでいる時、大望館のみんなが元気付けてくれたり、励ましてくれたりしました。この大望生の明るさが、星の光のように感じました。
2つ目の良さは、「一人一人の個性の強さ」です。その強い個性を持っている人たちが共存していることが大望館の魅力だと思います。僕たちは良いところはどんどん伸ばし、改善すべきところを具体的に考えていく、大望館を目指します。
コリントの信徒への手紙Ⅰ15章41節「太陽の輝き、月の輝き、星の輝きがあって、それぞれ違いますし、星と星の間の輝きにも違いがあります。」この聖書箇所のようにテーマに沿って、自分たちも輝き、大望館を良くしていきます。
めぐみ館/ブロック長 T.S( 大阪府)
テーマ 「あつまれ!めぐみの森」
任天堂スイッチの「あつまれどうぶつの森」というゲームを知っているでしょうか?何も無い島から、自分の島を作っていき、住民達と仲良く生活をしていく、というゲームです。他のゲームとは違い、ルールは無く、自由なことが特徴です。住民とは動物のことで、様々な動物がいます。猫とネズミは相性が悪かったり、タコとダチョウが同じ場所に住んでいたり、現実の世界ではありえません。しかし、このゲームでは、そのようなことは関係なく、様々な動物が仲良く過ごしているのです。
めぐみ館のテーマは「あつまれ!めぐみの森!」です。無人島から素敵な島を作っていくように、めぐみ館を素敵な館にしていきたい。できないからといってあきらめたくない、どんな形にでもなれる。そんな想いを込めました。
一見、ゲーム名に館の名前を入れただけで単純だと思う方もいると思います。でも、これにも意味があります。今年度でめぐみ館は最後。最後の締めくくりに、「めぐみの森」と、テーマの中にあえて「めぐみ」を入れました。
「あつまれどうぶつの森」は、自然がいっぱいで自由なゲームです。館を作っていく「自立」だけでは無く、自由だからこそできる「自分探し」をして欲しいと思っています。どうぶつの森の世界では、どんな動物も平等で個性があります。それぞれ個性があるめぐみ館の人達で、たくさん交流をしていって欲しいです。そして、来年みぎわ館のみなさんが来た時に、あたたかいと思ってもらえるような、アットホームな館にしていきたいです。
光風館/ブロック長 Y.S( 茨城県)
テーマ 「光風ボディービルブラザーズ」
今年の光風館のテーマは、「光風ボディービルブラザーズ」です。
皆さんは筋トレご存じだと思います。やっている人は多いのではないでしょうか。ですが、筋肉は簡単につくようなものではないですよね。長い時間をじっくりとかけて、自分の体に負荷をかけ続けることで、ようやく手に入るものだと思います。
私たちは、寮も一緒だと考えました。何か問題が起きた時、何が問題なのか全員でしっかりと理解し、何が必要なのかをみんなで考える。長い時間をかけてやっていく。それでようやく解決に向かっていく。
ですが、問題解決するとき、新しいことを始めるとき、同じやり方ですべてうまくいくでしょうか。筋トレも同じメニューを繰り返して、全身まんべんなく筋肉がつくでしょうか。決してそんなことはないと思います。筋トレには、それぞれの筋肉にあったやり方があり、いろいろな部位を何度もやることで美しい肉体を手に入れることができます。寮だっていろいろな問題があって、それぞれに合った解決の方法があると思います。そういうことの積み重ねが、寮や館を良くしていくのではないでしょうか。
来年度には、光風でやってきたことを大望でも、また大望でやってきたことを光風でもやっていき、館が合体しても、育んできた互いの思いを取り入れてやっていきたいと思います。