のぞみ寮通信

みぎわ館

2020/06/27

みぎわ館 103号《「日常」がうれしいです》

migiwa0103_01 migiwa0103_02 migiwa0103_03 migiwa0103_04 migiwa0103_05 migiwa0103_06migiwa0103_07 migiwa0103_08

 

 開寮してから3週間が立ちました。初めは半日登校だったのが15日からはいつも通りの日課になり、マスクをしたりフィジカルディスタンスを取ったり、食事もこれまでとは違う摂り方ですが、それでもこれまでの「いつも通り」に近づいた形で日常を送れるようになってきました。朝、みぎわっ子3年生がセレクトする音楽でみんなが起きだし、誰かが顔を洗う音や「おはよう」という声が館に響き始め、「あ、みぎわ館の1日が始まったな!」と嬉しく感じるところから私の1日も始まっています。みぎわっ子たちは一緒に友愛館で食事をし、「行ってきます!」と仲間と共に学校へ向かいます。帰ってきたら、労作をしたり、キャンパスを散歩したり部活へ行ったり。夜また一緒に食事を摂って共に礼拝を守り、自習やミーティングをし、自由時間を楽しみ再びベッドに潜ります。ほぼほぼ同じタイムスケジュールで過ごす毎日なのに、毎日いろんなことが起こり、お腹を抱えて涙して笑ったり、辛くて泣き、でもそのすぐ隣には友が寄り添っている姿が見られます。英検の勉強をホールでしていても今日は3人で、明日は5人で……と励ましあって取り組む姿が見られます。どれものぞみ寮だからこその過ごし方でしょう。こんな関りを40人の仲間と持てるのぞみ寮での3年間は本当にかけがえのない時間だと思います。みぎわっ子たちがそのことに気づきながら、毎日を過ごしていけますようにと祈ります。