自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2020/02/11
2月5日（水）から2泊3日で1年生たちがスキー教室へと出かけていきました。2日前の晩には「準備なんにもしてな～い！」と余裕を見せていた１年生たち。大丈夫かなぁ！？と思う一方で、寮生の荷造りの手際の良さを幾度となく実感してきたわたしは、「ま、なんとかするやろ」と根拠なき信頼をみんなに寄せていました（笑）。前日夜にも「まだしてない」と言っていた人たち多数でしたが、出発に遅れることなく支度を完了させていたみぎわっ子1年生たち。こんなところからもしっかりのぞみ寮生になってる！と感じさせられました（笑）。
「行ってきま～す！」と元気に出発していったみんな。けがや事故なく楽しく過ごし、元気に帰ってきてほしいなぁと祈りながら送り出しました。（あ～、私も一緒に行きたかった～～！）
この出発時、1年生たちはすごいことをして出かけていったのです。それは、全員がそれぞれ持っているIpodを事務室に預けて行ったということです。学校に持っていかない、学校行事にも持って行かない、持って行った際には預ける指導を学校でも寮でもしています。が、みぎわっ子１年生たちは持って行っただの行ってないだの、預けただの預けてないだのつまらないことで関係がぎくしゃくするなら、みんな一緒に置いていって、すっきり楽しいスキー教室を過ごそう！と話し合い、当日朝、出発前に事務室に個々に預けにやってきたのです。一人では「私くらいいいか」と思ってしまいがちなことも、こうすれば、互いの心も助け合え励まし合え、堂々と過ごせる時間が増えるはず。後ろめたいことを「しない」環境作りを支え合って共に取り組めるみぎわっ子1年生たちって本当にすごいなぁと思わされています。もう2ヶ月ほどで彼女たちも先輩になります。きっとすてきな先輩になるんだろうなぁ！と、期待しています。
《2年生だけの夜は……》
1年生がスキー教室の間は2年生だけの寮生活です。そして1年生出発日の夜はのぞみ寮恒例の鍋パーティ！3年間で唯一この日だけ、みんなで鍋を囲んでの夕食です。この夜をみぎわっ子2年生たちはどんなに楽しみにしていたことか！（私もです！）
18時集合に遅れることなく揃ったみぎわっ子２年生。テーブルセッティングも鍋の用意も自分たちでするのですが、テーブルセッティングよりも先に鍋に着手するあたり、さすがのみぎわっ子。土鍋にお醤油仕立てのスープを入れ、火にかけ、上手に野菜を投入していきます。「もっと入れて！もっと入れて！」との横からの声に後押しされ、ふたが閉まるか心配になるほどの野菜を投入。そしてメインのお肉（これまた、すごい量なのです！嬉しい～～！！）を投入しふたをしてからテーブルセッティングにかかりました。まぁ、手際のいいこと！
18時半に全館一斉にお祈りをして「いただきます！」をしました。「残さず食べる！」を合い言葉に始まった鍋パーティ。途中で「お腹はち切れそう！」と言いながら、胃袋に空きスペースを作るべく、敬和体操を始める人が出現（笑）。準備してもらったお野菜もお肉も平らげ、はち切れそう！と言っているのに、おじやとうどんの〆をきっちり作って食べきるあたり、さすがでした。デザートには各館3台ずつものシフォンケーキを準備していただいていたのですが、いつもは「デザートは別腹！」と豪語するみぎわっ子２年生が、「今日は無理！」とギブアップ（笑）。ちょっとホッとしました（笑）。
片付けもみんなで協力して行いました。片付け後、みんなで礼拝を持ち、各館でのミーティングへと続きました。……お腹いっぱいだと苦しそうにしていたみぎわっ子たちでしたが、礼拝後シフォンケーキにかぶりついていたのは幻だったのかもしれません（笑）。美味しいお鍋にお腹満たされ、みんなとの楽しいひとときに心満たされ、礼拝の時間で今日一日のいろいろに感謝をし、恵みあふれる素晴らしい時間を２年生たちも持つことが出来ました。３年間で2泊3日だけの2年生だけの夜。存分に楽しんだことは言うまでもありません。最高学年になる日も近い、みぎわっ子２年生たち。この時間でまた仲間との絆も深まったのではないでしょうか。そうであることを祈ります！
