自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2020/02/06
3年生が家庭学習期間に入りました。毎年のことながら昨日までのにぎやかだった時間とのギャップにさみしさが募ります。3年生の存在の大きさをあらためて感じる時です。
家庭学習期間に入る前の数日は,“スポーツ大会”“しゃべりば”と3年生と共に過ごす時間をより濃い時となるように,1.2年生がそれぞれ企画してくれました。“しゃべりば”は、1年生が企画しました。お題の「くじ」をひいて一人ひとりが自分の言葉で語ります。心を込めて語る言葉を皆で耳を傾けて聴きました。3年生へのあふれる思いも語られて,涙あり,笑いありの恵みのひと時でした。語りだすと止まらない。生活を共にした強く,深く,熱い絆があるからこそ、この時間を感動的に味わえるのだとめぐみっ子たちから教えられます。
3年生の器楽部だったメンバーが,最後にジャズの演奏をプレゼントしてくれました。心にしみる演奏をめぐみっ子たちは満喫しました。
1,2年生は,3年生から受け継いだめぐみ館をより居心地の良いものになるように,ミーティングを重ねています。一人ひとりがかけがえのない存在であることを大切にし,それぞれの賜物を活かしあいながら,どんな風にめぐみ館が築かれていくのか楽しみでなりません。新しいめぐみ館始動です。(小菅)
ドラマティックな3年間
~美・祈・共・大・正・人・恵・光・道・真・素・弱・春~
家庭学習期間に入る最後の夜は,毎年小菅の自室で食卓を囲みながらのしゃべり場をします。これまでの歩みの振り返りと合わせて,これからの夢を語ります。この時に初めて語られる言葉もあります。自分の言葉でじっくりと語ります。語られる言葉を真剣に受け止め,応答しあいます。言葉に詰まってしまう場面もあります。そんな時は,静かにその時を共有します。これからの人生の中で,仲間と語り合う場面をどれだけ経験できるでしょう。こんなに真剣で誠実に応答し合える絆が築かれたことに胸が熱くなります。当たり前ではない日々を共に歩んできたからこそ,それぞれの存在をかけがえのないものとして受け止められることを実感します。3年間の歩みを次のステップへの糧として生かしていく力は整えられたと実感します。
3年間を漢字一文字で表すなら……3年生がそれぞれに選んだ文字は,一人ひとりが歩んだ3年間を表すのにピッタリの文字でした。
次に会えるのは,ひと月後の卒業礼拝です。笑顔で会いましょう,いってらっしゃい!心からありがとう。(小菅)
3年生合宿は1.2年生の朝の送り出しからスタート
ビフォーアフター
ラスト食当もにぎやかに…
ドラマティックな最後のミーティング