自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2020/01/20
みぎわ館の2020年初日は、各学年のミーティングから始まりました。私は事務室で開催していた1年生のところに一緒にいました。初日から何をするんだろうと思っていたら、それぞれがお土産を持ち寄っての「お帰りお菓子パーティ」が始まりました。ことしもやっぱりみぎわ館の大きなテーマの一つは「食べること」なんだな……と妙に納得してしまった私(笑)。2年生たちも、大きな手作りイチゴ大福をほうばり、とっても嬉しそう。小窓から覗いていた3年生が「いいなぁ~、おいしそう。」とつぶやくと、「どうぞ!」と差し出され、大喜びの3年生たち(笑)。その後も差し入れの波は続き、パウンドケーキに、帰省先のお土産たち、干し柿やリンゴ、そしてめぐみっ子と小菅先生からも大根のおでんや白菜とリンゴのサラダなど、次から次へと差し入れが届きました(もちろん別日にですよ!)。
干し柿をちびりちびりと味わいながら一人のみぎわっ子が言いました。「こういう『物』ももちろん嬉しいけど、私たちの事を覚えて届けようと思ってくれる、その想いがめちゃくちゃ嬉しいね。」と。そう!それ!本当にそうなんです。そして続きました。「でもさ、考えてみると、お父さん・お母さんたちって、荷物送ってくれる時だけじゃなくていつも私たちの事お祈りしてくれてるんだよね。それ、忘れちゃだめだよね。」と。「そうだね。じゃぁ、それを覚えて、どうする?」と聞き返すと、「みぎわでの生活、めっちゃ楽しまなあかん!」と目をキラキラさせて答えてくれていました。
届いた贈り物にはみぎわっ子たちへの祈りやエールがたっぷり込められています。それを感じて、味わって、感謝して、そしてここで毎日を生きる心のエネルギーにしていってほしいなぁと思います。いつものぞみ寮のために、のぞみ寮生のために祈り支えてくださっている皆様、本当にありがとうございます。今年もみんなで支え合い、離れていても支えられていることを覚えて、感謝をもって日々過ごして行きたいと願います!
《2019年末の出来事②~みぎわ館にキャロリング♪~》
2019年12月8日(日)の夜、みぎわ館にもクリスマスの喜びを歌って祝おうと、のぞみ寮生の有志たちがキャロリングをしに来てくれました。クリスマスの賛美歌を歌って聞かせてくれ、その上手さにうっとりのみぎわっ子たち。今年のキャロリングメンバーは例年より人数多く構成されていたように思います。毎年上手なのですが、今年はそれに迫力が加わっていたからです。みぎわ館内にいたみぎわっ子たちが全員、歌を聞くためにホールに降りてきたのがとても嬉しかったです。そしてまた、たくさんのみぎわっ子もキャロリングメンバーに加わっていたことも嬉しくなりました。
それにしても、キャロリングメンバーたち、本当に素敵な歌声を届けてくれてありがとうございました!心温まるクリスマスの夜になりました。