敬和の学園生活

日常の風景

2020/01/14

『原爆と平和展』を開催しました

 3年生の選択科目である英語特講と夏に開催されたヒロシマ碑巡りの旅で学んだことを発表する原爆展が、1月11日(土)豊栄地区公民館にて行われました。

 今年は「高校生が伝える8月6日」と題して、英語特講とヒロシマ碑巡りの旅の紹介、平和資料館からお借りした原爆とその悲惨さを伝えるパネル、核兵器禁止条約について、そして署名活動とピースメッセージで作る平和の虹の架け橋を展示しました。

 また、特別講師として被爆二世で元敬和学園高等学校教諭の西澤慶子氏をお迎えし、西澤さんのご両親の被爆体験とご本人の被爆二世としての歩みについてのご講演を頂きました。

 さらに、生徒発表としては、私たちの取り組みである英語特講とヒロシマ碑巡りの旅についての紹介、ヒロシマ碑巡りの旅で伺った3名の方の被爆体験の語り、原爆に関する紙芝居、核兵器禁止条約に批准することとは、といった発表が行われました。特に被爆証言を聞くことは、被爆者の高齢化もあり、貴重な機会となりました。

 午前10時から午後5時まで行われましたが、例年以上のご参加を頂き総数90名のご来場となりました。今年作成したチラシや新潟日報の掲載記事をご覧頂き来場された方もおり、主催した生徒たちにとってはとても喜ばしく大きな励みとなりました。感謝致します。

 今年は年明けから世界情勢に不安を感じる出来事が続いています。1年間を通して原爆と平和について学んだ生徒たちが、今後も平和の尊さを伝える使者として、これからも活躍してくれることを期待しています。

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