のぞみ寮通信

めぐみ館

2019/09/24

めぐみ館 23号「大切な存在~互いを思いながら関わる~」

 のぞみ寮では、「自分も相手も大切にしながら生きる」ことを考えるセクシャリティ教育を学年ごとに行っています。今回は、「付き合う」ことをテーマに新潟医療福祉大学・看護学科のピアサークルの学生の皆さんと3年生との学び合いの時間を持ちました。同年代の仲間と学び合う「ピアエデュケーション」の手法を用いて行われました。この日のために、ピアサークルの学生さんは多くの時間をかけて準備をしてくださいました。グループワークを通し、「付き合う」ことに対して述べ合う場面では、「大切にし合う」「ありのままの自分でいられる」「対等な関係」「信じあう」「尊敬できる」「つらい時に寄り添える」等、一人ひとりが思いを率直に語りながら、どのグループも和やかな雰囲気で談笑していました。共に過ごしている大切な仲間だからこそ誠実に語りあえたのだと思います。大学生との学び合いの時間は、卒業後の自分たちを見据え身近に考えることにも繋がったと感じます。「付き合う」ことを真剣に語り合う時間は、「普段の生活の中で出来ているようで、なかなかできないこと、貴重な時間だった」と語る3年生もいました。大学生のご家族が我が子を思う、幸せを願う思いを語っているDVDが流れると、「大切にされている存在であること」を再認識し、あったかい雰囲気に包まれ、私自身とも重なり、しんみりとした思いになりました。

 今回は、新潟医療福祉大学のピアサークルの学生の皆さんとの学び合いの時を通して、豊かな時間を共に過ごせたことを感謝します。互いを大切に思い合える関わりをもっともっと深めていけれるようにとあらためて感じています。(小菅)

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