のぞみ寮通信

光風館

2019/07/02

光風 29号「エアコン設置」

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 早いもので6月が終わろうとしています。7月に入ってしまえば、なんだか夏休み気分になります。先週の一番の出来事と言えば、いちおう寮務室と言われる、生徒が自由に入って自由に使える、寮の教師が仕事をする部屋にエアコンが取り付けられたことです。これは私も非常に嬉しい。

 昨年度まで、光風館の寮務室は1階の一番奥の部屋で、そこは寮生に開放されていませんでした。しかし、今年度からその部屋も生徒が使える娯楽室にして、テレビも設置し、光風生のパブリックスペースを増やしたんです。そこへは寮務室と呼ばれる部屋を通らなければいくことが出来ません。でも私はそうしたかったんです。このおかげで、寮務室にいる私は孤立しなくてすむようになりました。残る問題が、夏の暑さだったわけです。

 去年まで、男子寮の間の教師として働いていた私は、夏の光風館に入るのが正直なところ苦手だったんです。何せ、暑い。いや、熱い。大望館はクラーのある1階のホールと寮務室が面しているため、扇風機で冷気を寮務室に送ることが出来ましたが、光風館はそれが全くできませんでした。だから、暑いのってなんの。しかも、そこに男子高校生の熱気がプラスされるわけです。でもこれでそんなことから解放されます。

 当然、光風生にも嬉しいことです。夏の寝床が増えるわけです。これまでは、ホールに布団を持ってきて雑魚寝していましたが、その場所が増えます。寮務室にも布団を持ってくれば快適に寝ることが出来るんです。その寮務室は扉一枚先が私の自宅になります。夜、起きているとすぐにわかります。扇風機で隣の部屋に冷気を送れば、旧寮務室でも寝ることが出来ます。いいこと尽くし。

 しかし、今年は何だか涼しい日が続いています。せっかく設置してもらったクーラーですが、まだその実力を発揮しているとは言えません。去年の今頃はすでに暑苦しくてたまらなかった気がします。その実力やいかなるものか?なんだか暑さが恋しい変な日々を過ごしております。