のぞみ寮通信

みぎわ館

2019/04/21

みぎわ館 8号

《夜桜でお花見しました!》

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 「お花見したい~!」との3年生の独り言!?が翌日実現しました。4月13日(土)、急きょ女子寮合同の夜桜お花見を行いました!私は知っているんです。言い出しっぺの3年生、お花を見るのが目的なのではなく、お団子食べるのが目的だという事を!でも、いいんです。私もわかるので。その気持ち。ということで、めぐみっ子・みぎわっ子合同で、元気ににぎやかに、肌寒い夜でしたがそんなの関係なく楽しく開催いたしました。

 桜の木の前で集合写真を撮って(撮ったんですけど、暗くて良く分からない写真になってしまいました……)、みたらし団子を食べて、おかわりまでして大満足。それに加えて、みぎわ館のAさんのお母さんよりうまい棒の差し入れがありました。突如「うまい棒撒きしま~す!」とAさん。Aさんの出身地では棟上げやお正月などお祝い事の時に餅撒きと言って、お餅やお菓子を大量にまく風習があるのだそうです。それを真似ての「うまい棒撒き」。バァ~!と撒かれる大量のうまい棒を、ギャーギャー言いながら5本も6本もゲットする寮生たち。笑っちゃいました。闇雲にとっているのかと思いきや、なんと!味を確認しながらのゲット。「チーズ味!チーズ味!」なんて言いながらいっぱい抱えていました。ウケル。とにかく楽しかったです!

 

 

 

《礼拝のお話 2年 A.K 大阪府出身》

「みんなを大切にしたい!」

 みなさんには大切な人はいますか?そしてその大切な人をちゃんと大切にしていますか?私は、敬和に来るまで「大切な人」だと思えていた人はほんの数人しかいませんでした。しかも、その人たちを何度も傷つけたことがある最低な人間でした。自分以外の人とどこかに出かけても、すごく小さなことで怒ったりぶつかったりして、数少ない大切な人たちを失いかけたこともありました。本当はみんな、私の事なんてどうでもいいって思っているのではないかと心配や不安になり、相手の気持ちを確認するためにそういうことをしてしまっていました。そして、そんな不安や心配を抱えたまま敬和に入学し、のぞみ寮に入寮し、本当の友達ができるだろうか、私を大切にしてくれる人はいるのだろうかと考え続けていました。

 しかし、そんな心配はいつの間にかどこかへ消えていました。なぜなら、私たち51回生を大切にし、温かく優しく受け入れてくれる50回生・49回生がいてくれたからです。そのことに気付いた日から、私は先輩たちからしてもらったことを周りの人にできるように、大切な人たちを大切にできるようにしたいと思うようになりました。今でもたまに誰かと喧嘩したり、ぶつかり合ったりすることはありますが、いつも仲直りをし、相手を理解しよう、大事にしようと思えています。

 1年前まで人を傷つけてばかりの私でしたが、今では人を大切にできる人でありたいと思えるようになったのはみぎわ館のみんなのおかげです。みんながくれるたくさんの愛で、私はいつも1歩を踏み出せています。ありがとう!そして、これからは50回生の先輩たちと51回生の仲間たちと、新しく入ってきてくれたかわいい・かわいい妹のような52回生のみんなをとっても大切に、私のあるだけの愛情をたっぷり伝えていきたいです。そして、残り2年となった敬和生活を楽しんでいきたいと思います!