毎日の礼拝

毎日のお話

2019/03/05

中野 眞由美(国語)

コヘレトの言葉 4章9~10節  事実は一つだが、真実は人の数だけある。事実はどこから見るか、観点によって異なってくる。集団では自分の観点に立った意見をもち寄って、ブラッシュアップする事が大切だ。「自分一人くらい」という人がいるが、一人欠ける事は、集団の創造力の点で大きな損失だ。それぞれが、意見をもって参加する事が重要だ。自分と意見が異なる結論に至った時は、自分の主張を飲み込んで結論に従う柔軟な姿勢も時には欠かせない。正しい事は一つではない事を意識し、柔軟な姿勢を持ちつつ協力し合う集団でありたい。