自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2018/08/30
ごはん(のり佃煮)・サーモン塩焼・チンゲン菜煮浸し・坦々スープ・牛乳・パインシャーベット
幸せなことに、今年も海外教室でアメリカへ行くことができた。帰国の日も近づいてきたある日のこと、ファミリーがレストランに連れて行ってくれた。日々の積み重ねのおかげで、そろそろバーガーとフレンチフライではないものを求めていた私の目に留まったのはサーモン。美味しくいただいている最中に、日本でもよく食べるのかと尋ねられて困ってしまった。いわゆるサーモン、はたまに食べるけれど、それよりも頻繁に食卓にあがるのは鮭。学名なんてものを気にせずに英語にしてしまえば、みんなSalmonだ。よく食べるけど、日本にはこのサーモンとは違うサーモンがいて・・・。と始めたが、食感や調理法の違いを説明するだけではなかなか伝えられない。私が話せば話すほど、彼らの顔は??になっていく。しまいにはOh, Japanese Sake!と、日本酒の方にまで話が飛んでしまった。
どこか遠くへ行って、新しい存在に出会おうと思っているのなら、まず自分の身近なところから知っていなければだめだなと改めて感じた出来事だった。
今日のランチは鮭。長い休み明けからの始まりの1週間を支えてくれる、日本の味。私のAmerican mother, father, これこそ私が伝えたかった鮭なのです。
(M.A)