毎日の礼拝

毎日のお話

2018/08/30

與那城 初穂(聖書科)

創世記 28章10~12節  2年前の敬和の会で、「ぼっちになる」事の大切さが語られた事に驚いた。『孤独であるためのレッスン』という本には、周囲に同調しすぎて自分を見失いがちな人に、一人で生きる条件が示されている。今日の聖書でヤコブは、一人で長い道のりを行かねばならない不安の中、夢で神が見守ってくれている事を知る。一人で立とうとするからこそ、周囲にいる人を再発見でき、ゆるがない味方を見出す事にもなる。成長するチャンスが多くある後期、孤独である、ぼっちになる事を通して、自分と自分につながる関係を見直してみてほしい。