自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2018/01/30
ごはん（しそ味ひじき）・サケ塩焼・切干大根煮・ちゃんぽんスープ・牛乳・みかん
先週3年生(48回生)が終業し、昨日から自宅学習期間に入った。今日はこの後、卒業判定のための会議が行われる。自宅学習期間を前にいくつか諸注意をした。ネットのこと、薬物のこと、性感染症のこと、交通安全のこと、詐欺や架空請求のこと…。
今まで守られてきた生徒がいきなり世間の荒波にもまれると思うといたたまれず、あれもこれも言いたくなって随分長くなった。これを老婆心というのであろうと思いつつ、無事に卒業記念礼拝にのぞみ羽ばたいてほしいと心から願っている。
その一方で、彼らなら大丈夫だとも思うのだ。この自宅学習期間にネパールへ行くという者がいる。3年間の歩み、3年次の修養会から学んだことを確かめに行くのだそうだ。また、就職先から研修に呼ばれた者もいる。4月から即戦力として期待されているのだ。
敬和生はぬるま湯にいたから、と揶揄するものがいる。確かに新幹線のような授業、詰め込むような教育は受けていない。しかし一駅一駅着実に停まりながら、細かなことまで見て、聞いて、考えたのが敬和生である。彼らにはきっと彼らしか出来ない仕事が待っている。自信を持って4月からの新世界に飛び込んで欲しい。
もうランチが食べられないのは気の毒だが、時々このページを見て思い出して欲しいと、ちゃんぽんスープをいただきながら思う次第である。
（Ｓ・Ｋ）
