のぞみ寮通信

めぐみ館

2017/10/11

めぐみ館通信 2017年10月8日 第84号

 9月のひと月も慌ただしく過ぎました。各学年の修養会も無事に終えて、各地から元気に帰って来ました。修養会後の週末のひと時、体を休めつつも、「英検」に多くのめぐみっこが臨みました。毎晩、遅くまで英検に向けて、勉強に励む姿が見られていました。本気で取り組んでいる時、多少の疲れを覚えつつも、その疲れさえもバネにしながらがんばることが出来るのだと、彼女たちの姿から教えられます。
 半年を共に過ごし、関係性に疲れや不安等を訴える生徒が出てきました。“それぞれに感じる思い”“つらさの中で感じること”こそがここでしっかりと過ごしている印であり、大切に受け止めてほしいことだと思うのです。思い通りにはいかないことが多いですが、ひとつひとつを受け止めながら、本気で考え、感じて過ごしてほしいと願っています。一人一人と関われることに感謝しながら、共に過ごしていきたいと思います(小菅)

 

 

~「50周年記念式典」へ向かう朝~

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 9月30日(土)新潟市の“りゅーとぴあ”にて「50周年記念式典」が開催されました。50周年の記念の時。共にお祝い出来る喜びに感謝です。
 礼拝、講演、コンサートの3部のプログラムで進行されました。50周年の時に共に交わったことは、一人一人の心の中に、刻まれていくことでしょう。「100周年の時は、私たち○○歳だね!」と帰りのバスの中でにぎやかな会話が繰り広げられていました。「それで、“こすーげ”はそのとき何歳?」と・・・めぐみっこ達はにんまり。これからの一日、一日に感謝し共に心も体も健康で過ごせますようにと願います。(小菅)

 

 

 

礼拝のお話

「自分とはどんな人なのか……」  2年 H.M

 皆さんに憧れの人はいますか?中学の時ですが、私は一人の友達に憧れていました。その友達は、勉強もできて、おもしろいことが言えて、発想力もあってみんなから好かれている人でした。
 私は、全く逆の人でしたから、その友達がうらやましくて、その子のようになりたいと思っていました。でも私は、その子と友達でもないし、不器用なので友達のようにできるはずがありません。しかし私は、「あの子みたいに…」と目標としていたので、できない自分と友達を比べ、辛くなっていました。そんなのを続けていれば壊れるのも当然です。壊れて、自分が友達のようになろうとしていたことに初めて気づきました。そして、一体“自分って何だろうか?”“何が出来て、何が出来なくて、どんな人なんだろう……”と疑問を抱いたのです。
 皆さんは、“自分とはこういう人だ!”とはっきり分かっていますか?それが分かるためには、いろいろな体験、経験をして、仲間との関りを通して、考えることが必要なんだと思います。
 「自分探し中」の私ですが、最近自分の悪い癖だったり、自分はこう考えがちだということが、少しずつ分かるようになってきました。
 皆さんも、“自分とはどんな人なのか”と向き合い、考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

~3年生レクリエーションから~

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 2年生への引き継ぎをしながら、それぞれの進路決定に向けて、準備が進められています。各館のブロック長の企画で、“3年生合同のレクリエーション”が開催されました。各館の枠を超えて、交わりを深めている姿がとてもほのぼのとしていました。3年間共に過ごしてきたつながりの深さをあらためて感じました。進路に向けて、それぞれの夢が叶いますようにと心から願っています。(小菅)