毎日の礼拝

毎日のお話

2017/09/06

山口 和憲(聖書科)

ルカによる福音書 15章4~7節 子供の頃、私の家にはたくさんのぬいぐるみがあった。私にとって、友達だった。ある日、そのぬいぐるみの一つがなくなった。汚いし、たくさんあるからと、母が捨てたのだった。大人を軽蔑した出来事だった。教会で、一人の方が突然姿を見せなくなった。ある教会員の方が、訪問の申し出をされたが私は断った。その一人のために、動こうとはしなかった。しかし、イエスは大切な友を、一人一人の存在を失うのを悲しむ。当時、捨てられたぬいぐるみは私だった。神様は、一人一人を探し、愛してくださる。