自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2017/09/08
9月2日(土)、図書委員会の行事『文学歴史散歩』が行われました。
図書委員会の呼びかけに14名の生徒と5名の教師が参加し、午前は新潟シティガイドの皆さんと新潟市中央区の西大畑地区を巡り、昼食をはさんで午後からは下町地区を巡りました。
午前の訪問先の齋藤家別邸は、大正時代の湊町商都の繁栄ぶりがわかる豪邸で、庭の美しさに感動しました。安吾 風の館は、新潟市出身の坂口安吾の自筆原稿や愛用品などをテーマ展示した施設でした。坂口安吾の作品を読んでから、参加した生徒もいました。また、カトリック新潟教会は、ステンドグラスの美しさに驚きました。
午後から訪ねた旧小澤家住宅は、明治期に廻船業で繁栄した商家小澤家の店舗と住宅で、4月に、「北前船の寄港地・船主集落」が文化庁日本遺産に認定されてから、多くの観光客が訪れるようになったそうです。最後に訪れたみなとぴあでは、新潟の歴史や文化の全体像を知り、昔の暮らしの知恵や工夫を見ました。
敬和と同じ新潟市内であるとはいえ、これまであまり知らなかった身近な新潟市の施設や文学や歴史を再発見するとてもよい機会となりました。