自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2017/03/09
3月8日(水)6限のロングホームルーム、2年生である48回生がチャペルで学年集会を開き、3年生となる4月からのクラス名を決める抽選会を行っていました。敬和学園では2年生から3年生になる時には基本的にクラス替えをせず、クラス名だけが変わります。
47回生を送る会での出し物の様子をビデオで振り返った後、担任の先生が生徒会長とじゃんけんをし、勝った人からあみだくじの箇所を選んでいくという方法で運命のクラス名が決まっていきました。各クラスの代表が二日間かけて作ったという巨大な「あみだくじ」が抽選会を一層引き立てていました。
抽選のやり方は違えど毎年異様な盛り上がりを見せるこの抽選会は、敬和生のクラス名に対する独特のこだわりが感じられる機会になっています。「富士、霧島、六甲、大雪、雲仙、蔵王」。2年間敬和学園で生活してきた中、フェスティバルをはじめとするたくさんの行事で耳にしてきたこの6つの山の名前に、敬和生はそれぞれイメージを持っています。同じクラスの中でもなりたかったクラスになれた人とそうでない人がいるわけで一枚の写真の中に様々な表情が混在する面白さがあり、また抽選の行方にみんなが注視しているので写真がとても撮りやすい楽しい時間です。「クラス名にも愛着をもって過ごしてほしい」という願いが実現されている敬和学園ならではの風景です。