毎日の礼拝

毎日のお話

2014/07/18

小西二巳夫(校長)

マタイによる福音書 22章34~40節

私達は、今だけの事を考えがちだが、百年後の人達から見たらどのように見えるかという感性が必要だ。目先の利益が優先されるお手軽な物事は、感動がすぐに色あせ、存在を軽くする。今日の聖書は、今だけの事を考えた時の「ずれ」をイエスがどのように修正するかを示しており、敬和の建学の精神だ。自分と人の命の重さを感じる事で、一人一人希望が持てる。この夏は、お手軽でない事に取り組み、その体験を通して人間的に成長してほしい。