自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2009/09/24
2年生は新潟県の胎内市へ行き、本格的な農作業を体験しました。
日中は学年が7つの班に別れ、それぞれの作業に汗を流しました。
【ぶどう畑】
ワイン用の葡萄の手入れをしました。葡萄に日光がよく当たるようにするために、不必要な葉を切ります。こうすることで葡萄の色がよくなります。
【里山つくり】
里山の下草狩りをしました。里山とは、人里近くにある生活に結びついた山のことをいい、自然が放置されることによって、生態系が崩れることを防ぐために自然環境の整備をすることを里山作りといいます。
【肥料作業】
野菜・残飯・ワラ・おが屑・牛糞等を1ヶ月以上かけて攪拌・発酵させて作った肥料。とても臭いがするこの肥料の中に入っている異物を取り除く作業と、肥料を袋に詰める作業をしました。
【ベンチ、木工クラフト】
木の板に森で拾ってきた枝や木の実、木の皮などをボンドで貼り付け、クラスの名前を作りました。クラスで協力してそのクラスの味が出た作品作りを目指しました。
【大豆畑】
大豆畑の草取りをしました。広大な畑にぬかるんだ土。また草が腰の高さまで伸びているので動きが取りづらい作業でした。草を鎌で刈る班とそれを運ぶ班に分かれて作業をしました。
【収穫】
なすとサツマイモの収穫のお手伝いをしました。
また宿泊所に戻ってからはミーティングをし、学年アワーやお呼びした講師の先生から講演していただき学びを深めました。
~生徒の感想文から抜粋~
「最初は嫌だと感じている気持ちも体を動かすことで不思議と良い気分になり、心と体のつながりを実感しました。」
「自分が作業することで自然の素晴らしさと有難さを感じました。」
「ひとりの人が生きていくにはたくさんの人の手伝いを受け、自分もまた手伝ってもらっています。だから僕も色んな人を手伝いたいです。」