敬和の学園生活

日常の風景

2009/05/26

校外を除草 心豊か 敬和学園高生600人が汗

 校外を除草 心豊か 敬和学園高生600人が汗

  (新潟日報朝刊 2009年5月26日号より抜粋)

 

     新潟市北区の敬和学園高校の生徒約600人がこのほど、校外に出かけて労働する恒例の「全校労作」を行った。 「労作」は同校のカリキュラムの柱の一つ。体を動かして働き、人のために役立つことで、心を豊かにする狙いがある。 日頃は農作物を育てたり環境美化活動を行ったりしている。
 この日は年に一度の全校労作で、学年ごとに教会や福祉施設を訪れ、除草や清掃など、訪問先に応じた労働に携わった。
2年生の福島潟コースは菜の花畑で、繁殖力の強い雑草を引き抜いた。鍬やシャベルを使い、根が強く張る雑草も掘り取っていた。島本あさかさん(16)は「私たちの作業で、来年もきれいに菜の花が咲いて、大勢の人が笑顔になってくれればうれしい」と話していた。