毎日の礼拝

毎日のお話

2021/03/15

佐藤 健一郎(教頭)

マタイによる福音書 26章6~10節  今日の聖書は、イエスがべタニアで香油を注がれる場面だ。高価な香油をイエスに注いだ女性は、弟子たちに怒られる。これだけのお金があれば、貧しい人達に施す事ができたと言われたのだ。他の福音書の同じ場面を合わせて読んでみると、十字架にかけられる準備を前に、信仰に従った女性をイエスは祝福したとみられる。イエスの気持ちを勝手に忖度してもてなすのではなく、心で一番大切なものを知っての行動だったからだ。今年度の最終週だ。聖書で語られる意味を大切にしたて、過ごしたい。