労作日記

労作日記

2021/03/08

労作日記(2021.3.3) 【1年飯豊クラス】

3月3日(水)4限、1年生飯豊クラスの労作です。

「飯豊クラスの労作はもう完成したと言えるのかもしれない」

そう思ったのが今日の発送労作であった。先週、今週と2回発送労作を行ったが、作業のための封筒や敬和新聞の山を4階の自教室まで運ぶ仕事が発生する。それを校内放送で呼ぶのだが、先週は「心ある人取りに来てください」と呼んだところ5人くらいが走ってやってきて、一気に持って行ってくれた。そして今日、何と放送をかける前に3人集まっており、涼しげな表情で2往復して運んでくれた。思えば年度始まりからよく働く人々であったけれど、この一年間で、他人の気持ちを想像し、誰かのために快く働くという部分が大きく成長したように感じる。もちろん教室で待機していた人たちも、比喩ではなく誰一人さぼることも腐ることもなく作業を行ってくれた。そしてそれが特別でなく当たり前の状態なのである。そこに教師の補助だとか指導だとかそんなものはいらないような気さえする。当然作業は爆速で、「4Gから5Gってこんな感じかな…」と思うくらいの余裕が最後生まれた。ある意味1年生の完成形まで来たかな、と思いつつはっと気づく。ここが終わりではない。これから2年生に進級し、各クラスにばらけたとき、それぞれの場所で今と同じような働き、良い雰囲気を作っていくこと、それを期待したい。終わりは始まり。もう一回飯豊の労作はあるけれど、その先を見据え、取り組んでいきたいと思う。

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