毎日の礼拝

毎日のお話

2021/03/04

東 晴也(寮長)

使徒言行録 17章3~4節  岡本太郎の作品が、時を経て人の心を打つのは普遍的なものがあるからだ。聖書も、普遍的価値を持つ書物だ。今日の聖書は、イエスの十字架の死と復活による神の救いの恵みをパウロが伝えている箇所だ。NHKドラマの「ここは今から倫理です。」では、命の尊厳や自分を大切にする事を、教師が生徒に伝えきれないと悩む姿があった。旧約の時代、神様にもこのような葛藤があった。教師たる神として人間の預言者達に啓示するのを止め、神が人間イエスになって、一番大切な事を伝えようとしたのだと思う。