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同窓会

2021/03/03

同窓会奨学金支給者より感謝の手紙

同窓生各位

 

 いつも、母校を覚えてお支えくださり感謝申し上げます。

 昨年末、コロナ禍と年末ご多忙のところ、同窓会理事会を開いて頂きました。そこで、2020年度の同窓会奨学金5名、ならびに50周年記念特別奨学金3名の選考を行い、8名の生徒が選ばれました。

 支給決定者からは、同窓会の皆様の温かいご支援に感謝する旨の手紙が届いております。本日、ご報告と共に3名の生徒の手紙を紹介いたします。

 なお、昨秋以降コロナ禍の影響で経済状況が急変したためでしょうか、生徒からアルバイト許可願が例年になく多く提出されています。学園は厳しい経営状況ながら、様々な経費節減を行い校納金の一部返金も行いました。同窓生の皆様におかれましては、このような事情をご賢察下さり、引き続き母校で学ぶ後輩のため、神様から頂いた一部をお捧げ頂ければ幸いです。(同窓会事務局)

 

 

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同窓会奨学生に選ばれて

S.Fさん

 同窓会奨学生に選ばれてとてもうれしく思います。多くの敬和生の中から選ばれたからには、今まで以上に集中して学習に取り組み、、敬和の行事一つひとつに全力で参加することを意識して、学校生活を送ります。

 今はコロナウィルスの影響で例年のような学校生活を送れていません。フェスティバルなど学校行事が縮小されています。朝の礼拝も教室でお話を聞くことが多く、全校生徒でチャペルに集うこともできません。私たち1年生にとっては、礼拝とは教室で守ることが当然のようになってしまいました。しかし、私は先輩たちがつないできたことが、コロナで絶たれるのはよくないと思います。3年生が卒業し、いつもの敬和生活を知っているのは2年生だけです。これから敬和に入学する後輩たちには、コロナ前の敬和生活を送ってほしいので、いつになるかわかりませんが日常の敬和生活を取り戻せるよう頑張りたいと思います。

 最後に、在校生のために奨学金を集めてくださりありがとうございました。私の中の賜物を生かして、敬和をよりよくできるよう頑張ります。

 

 

感謝

T.Rさん

 この度は、同窓会50周年記念特別奨学金支給者に選んでいただきありがとうございます。5名の中に選んでいただいたこと、本当にうれしく思っております。

 私の家は母子家庭であり、母と姉と祖父母と一緒に暮らしています。祖父は体が不自由であるため仕事をすることができません。祖母は還暦を過ぎましたが、まだ仕事をしています。しかし、長時間の労働はできません。金銭的な余裕はなく、私自身もアルバイトの許可を学校から頂いています。

 そんな中、奨学金を頂けることは大きな助けとなりました。私は将来、一生懸命働いて家族から受けた恩を返せるようにしたいと思っています。また、同窓生の皆様のように、社会へ貢献できる人になりたいと思っています。

 最後になりましたが、同窓生の皆様に重ねて感謝申し上げますと共に、皆様のご健康をお祈り申し上げます。

 

 

 

目標へ向けて

Y.Cさん

 この度は私を同窓会奨学金支給者に選んでいただきありがとうございました。頂いた奨学金は学費に充てたいと思います。

 今年は新型コロナウィルスの影響があり、学校が休校し入学式が生徒だけで行われるなど、様々な制限を受けました。自粛期間は高校で友達ができるか、遅れた勉強が短期間で取り戻せるのか心配が多くありました。

 しかし、分散登校から通常登校となり、周囲には話しかけてくれる人も多く、楽しく敬和生活を過ごせています。ときには、ぶつかることもありますが、大切な友達を持つことができました。

 私は敬和に入学をすると決めたのは、海外研修があるからです。たくさんの人と関わるだけでなく、その国の文化を間近で見て感じることができるということにチャレンジするために敬和に決めました。現在、コロナウィルスの影響で実施されるかわかりませんが、いつでも行けるよう日々の授業を大切にしたいと思います。

 あらためて、奨学生に選んでいただき感謝申し上げます。