のぞみ寮通信

光風館

2021/03/05

光風 172号「人前に出なくとも」

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 祈祷会続いています。前回は部屋替えの真っ最中に行なったため、人数が少なく「ま、こんなもんか……。」とちょっとテンション下がりましたが、今週の日曜日の祈祷会には多くの光風生が参加してくれました。これには立案者であるTける君も大喜び。このまま人数が増えそうならば、消灯時間をずらす必要が出てくるかも。なんてちょっと大きな期待をしてしまいます。

 ところで、51回生を送る会のライブ配信はご覧になったでしょうか?光風生が色んなところで力を発揮しました。特に目立ったのは、光風のピアニストK君が1年生の出し物で奏楽をしてくれました。そして何より、最後のハレルヤの編集を一人で担ったMS君です。写真を載せたい所なんですが、とにかくシャイな彼。写真を撮ろうにも隠れます。すべて一人で編集したんですよ。夜遅くまで、光風館に備え付けのパソコンは電源を切るとリセットされてしまうため、毎回、動画編集のソフトをインストールしていたらしいです。そんな効率の悪い作業を見かねた、光風館の兄貴である飛鳥さんが、自前のノートパソコンを貸してくれ、それを使ってなんとか作業して、夜も遅くまで作業に没頭し、なんとか間に合わせてくれました。動画配信当日、本来ならば学校の教室で、自分の作品を見るはずなんですが、そんな気力は彼に残っていませんでした。当日は学校に行かず、疲れ切ってお休み……。「自分の作品を見なくていいの?」その問いに「嫌ほど見てきたのでもういいです」と答えたS君。そりゃそうだ。その頑張り、認めるしかありません。明日からの一歩に向けて特別です。人の前に出ることが人一倍苦手な彼が、こんなところで活躍してくれたことにうれしくてなりません。これからの活躍にも大いに期待して、明日からのテスト週間の頑張りにも期待したいと思います。