毎日の礼拝

毎日のお話

2020/12/10

東 晴也(寮長)

ルカによる福音書 2章8~11節  今日の聖書の著者ルカは、医者であり歴史家でもあった。1~7章はローマの住民登録など、イエス誕生の頃の史実を冷静に語っている。8章からは、羊飼いにイエス誕生の知らせが告げられた、喜びと賛美に満ちた記述だ。当時、羊飼いは低い身分で、安息日の守れない差別される存在だった。神の視点は、最も弱い人達に注がれている。そして、温かいまなざしで「恐れるな」と、共にいて下さっている事を伝える。私達が孤独な時でも、神はピンポイントで愛して、味方になって下さっている。