のぞみ寮通信

めぐみ館

2020/12/09

めぐみ館80号「アドベントを迎えました」

 11月27日(金)の夜、「明日の朝食後に、友愛館でアドベントリース作りをします。みなさん一緒に作りましょう。」と、3年生のMさんの放送が入りました。もう12月です。12月といえばクリスマス(イエス様のご降誕を祝う日)がやって来ます。クリスマスの訪れを一日一日待ち望んで過ごす期間のことを、キリスト教では「アドベント」と言います。今年は、11月29日(日)からアドベントが始まりました。毎週日曜日、ろうそくに火を灯してイエス様の誕生を待ち望むのです。

 のぞみ寮の全体礼拝でも、大きなリースにろうそくを立てて、日曜日の全体礼拝で火を灯します。そのアドベントリースは、毎年のぞみ寮生が作ってくれます。今年は小菅先生のご指導のもと、女子寮の有志の生徒たちで素敵なアドベントリースとクランツを作ることができました。敬和の敷地内にある枝葉を集めて、飾りをつけて……。「それいいね~!」「素敵~上手だね!」と、とても楽しそうに作っていました。アドベントクランツを仲間と一緒に作ることで、作る楽しさや喜びを分かち合えるって素敵だなと思います。「クリスマスが待ち遠しい」という気持ちもグッと大きくなったように思います。

 作ったアドベントクランツは、毎年学校の先生方が買ってくださり、全額、クリスマス献金として献げています。「先生達喜んでくださるといいな~♪」と、先生方の姿を思い浮かべながら作業をしていた生徒達。先生方にクリスマスの訪れをお届けしたい、そして集まった収益金は必要としている方々のためにと心を込めて作っていました。「誰かのために」という祈りが込められたひと時を過ごせたことに感謝します。

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