のぞみ寮通信

みぎわ館

2020/12/05

みぎわ館 151号《たくさんのありがとうと大好きを。》

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 3年生のラストメッセージ前の最後のお話が一回りして終わりました。3年生はあと、ラストメッセージを残すばかり。これから先12月の館礼拝のお話は1・2年生が担当します。12月に入ってから、1・2年生のお話は自然と3年生への感謝を伝えるものとなっています。

 2年生のNさん(新潟市出身)はこれまでの自分のお部屋の歴史を振り返り(これまで4度お部屋替えを経験しているので……)、そこで出会った先輩との一コマを紹介しながら、そのお部屋での出会いを通して変えられた自分について語っていました。自分のことだけで精一杯だった私を「みんなのために何かしたい」とリサイクル委員に立候補しその役割を担える私にまでしてくれた3年生たちに、たくさんのありがとうを伝えてくれていました。

 1年生Aさん(神奈川出身)は、私は最近周りの人たちから愛されていると感じる。それは、顔を上げると机の壁に貼った手紙の数が増えていること、開けた引き出しの中にたくさんの手紙がしまってあることに気づいたから。いつもみんなが私を心にとめていて、何かあると手紙をくれる。愛されてるなぁと思う。そして3年生との時間も残りわずかとなり、改めて毎日毎日大切にしてもらっていることに気づいた。愛をもらえるってこういうことだと、これまでの半年を振り返り気が付いた。と語ってくれていました。……泣ける……。

 先日ラストメッセージ前最後のお話(なんかややこしい言い方ですね(笑))で3年生のRさん(長野出身)は「誰にも興味なく、母に言われるがまま敬和に来た。ミッションスクールにこれたのは嬉しかったけど、寮生活で人との出会いなど微塵も興味なかった。第一印象でこの人ムリ!とか思っていたほどだ。そんな私が振り返ると全力で仲間と喧嘩し、全力で一緒に泣き、全力で笑い、語り合っていた。そんな仲間と出会っていた。そんなことができる私になっていた。私を変えたのはみぎわのみんなだ。いつもそばにいて、ツンツンし続ける私に声をかけ続けてくれた。みんなには感謝しかない。今、私はみんなが大好きだと声を大にして言える。みんな、ありがとう!ラストメッセージではみんなにもっとたくさんのありがとうと大好きを伝えたい」と語ってくれていました。泣ける~~!!

 改めて、みぎわっ子たちの毎日はこんな関りの毎日なのだと教えられています。特別なことを経て変えられているのではなく、毎日の何気ないこと、くだらないと思えることの中にたくさんの愛があふれているのです。部屋でウノしてゲラゲラ笑い転げること、「極主〇道」ごっこして涙流して笑うこと、今日あったことを話して一緒に泣いたり怒ったり。そんな一つ一つが一見くだらなく見えて、愛溢れる特別なことなのだと思わされています。そんな毎日を、このメンバーで過ごせる毎日をみんなで大切に過ごしていきたいと思います。

 

 そしてまたまた、集合写真の機会をいただきました。3年生Cさん(神奈川出身)、2年生Hさん(長野出身)の保護者の方からの差し入れです。テスト最終日頑張って!のエールのようなタイミングでの差し入れ、ありがとうございました!