のぞみ寮通信

みぎわ館

2020/11/24

みぎわ館 146号《嬉しいメッセージのお披露目会》

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 先日、4階の畳の間に消灯後に明かりがともっている日がありました。何をしているのだろうかと覗きに行くと1年生のNさん(加茂市出身)とHさん(茨城出身)が嬉しそうな顔をして何やら話をしていました。「何してるの?」と聞くと、「礼拝のお話でもらったメッセージカードの中で、嬉しかったメッセージを紹介しあってるの!」と。手元にはトランプのようにメッセージカードが握られ、「こんなこと書いてもらった!」と紹介すれば、「よかったね!嬉しいね!」と2人で拍手しあい、共感しあい、喜びあっていたのだそうです。かわいい♪

 「このカードもらうためなら、しょっちゅうお話回ってきていいな!」とか(笑)。「このカードのおかげで、みんなにお話ししっかり届けたいってモチベーションもあがるんだよ。せっかくみんなからメッセージもらえるのだから、しょうもないお話できないなってね!」と。すご~い!!嬉しい~!!

 そもそも、このメッセージカードはコロナ対策で放送礼拝が始まったため、顔を見てお話をきけないから、ちゃんとお話を聞くために、そして話をしてくれた人にも「聞いてるよ!」を伝えるために3年生の礼拝委員NさんとCさんが始めてくれたものです。それが、これまで以上にお話を大切にするものになるとは!そして、お話の順番が回ってくることが楽しみになるとは!!素敵な化学反応がおきてるなぁと嬉しくなります。

 このメッセージカード、今の礼拝委員・2年生のダブルMさん(二人ともイニシャルMでした!!)が、一刻も早く手元に届けようと努めてくれています。礼拝終了後にサッと封筒を用意して、あて名を書いて、みんなのカードが揃うのをじっと待って……。揃ったらすぐ、「素敵なお話、ありがとうございました!」と一言添えて届けてくれるのです。これも、素敵だなぁといつも思わされています。このカードが届くまで、お話者はドキドキ・ソワソワしているのです。礼拝が終わったところなのに、まだかな、まだかな、と。素直に率直に「カードを楽しみにしてるの!」を全力で表現してくれるみぎわっ子たちの姿も、本当にかわいくてたまりません。

 メッセージカードの取り組みは今年始まったばかりの取り組みですので、現段階でそれぞれ2~3通を受け取っています。3年生は礼拝のお話、残すところラストメッセージのみ。2年生はあと8回程度。1年生は12回程度というところでしょうか。1通・1通大切に味わって読み、時々読み返し、「愛されてる!」を感じる1つの機会にしていってほしいと思います!

 

 メッセージカード、グリーンカードからカラフルカードに変更しました。これもまた、嬉しいことの一つです!