自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2020/11/18
女子寮合同の早天祈祷会、続いています！！１０月の頭からスタートして、２か月目に突入です。レギュラーメンバーがいて、来てみた！と顔を出してくれる人もいて、祈りの輪が広がること、嬉しい限りです。
聖書は豊かに生きるための知恵を教えてくれるものだと聞いたことがあります。だからこそ早天祈祷会は、信仰あるないにかかわらず誰でも参加してほしい集いです。
先日は「人間に翼がないのはなぜか？」というお話を聞きました（Youtubeでぜひお会いしたい！と私が個人的に願っている先生のショートメッセージをみんなで聞いています。）。『嫌なことがあると飛んで逃げてしまいたい、そう思うのではないだろうか。神様が人間に翼を与えなかったことにはきっと理由がある。その一つに、人間は片翼の生き物だと言われる。しんどい時に誰かに相談しているか？友達でも家族でも、学校の先生でも、カウンセラーでも誰でもいい。誰かを頼ってみたらいい。誰かに支えられることで両翼となり進むことができるだろう。』とか。また「愛される人になりたいですか？」というお話では『愛される人になりたいと思うか？だけど愛されることを目的に生きた時、人の目や評価が気になってしかたないだろう。今日たくさんほめてもらったとしても、明日また同じだけほめてもらえるとは限らない。すると、今日は褒めてもらえなかったと苦しくなるのではないか。そんな消費の生き方ではなく、自ら人を愛するという能動的な生き方をしてはどうか。すると、人の目も評価も関係なく、自由に生きることができる。そして人を愛することで、気が付いたときには十分に人に愛されている。その「愛されている」は消費ではなく貯蓄になる。今週も人を愛し、自由に生きていきませんか？』と言うお話を聞いています。毎回お話を聞くたび「なるほど、そうだな！そうなのか！」と思わされ、心の力が抜け、金曜日は１日心優しく元気に過ごせているように思えます。そして、共に集う仲間の祈りに心合わせることで、より一層穏やかな気持ちにさせてもらえています。幸せです。これって、私がクリスチャンだからなのかなぁと思っていましたが、敬和で初めてキリスト教と出会ったみぎわっ子・めぐみっ子も同じ思いをもっているといつも話して聞かせてくれます。聖書が豊かに生きる知恵を教えるものだというのはこういうことなのかと納得させられています。
豊かに生きていくために、隣人を愛せる人となるために、人の評価や目に翻弄されず自由に生きていけるようになるために、様々な出会いを重ねていきたいです。
先日、２年生Ｋさん（東京都出身）が聖書との出会いを礼拝のお話でしてくれました。ご紹介します。
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『私はいつも、聖書は書いていることが何を言っているのか分からないから読まないで過ごしてきました。しかし最近、暇だなぁと聖書を開けて流し読みをしてみたら、自分の心にグサッとくる言葉の数々がありました。そのうちの２つを紹介したいと思います。１つ目は「マタイによる福音書７章１節～２節 人を裁くな。あなたがたは自分の裁く裁きで裁かれ、自分の量る秤で量り、与えられる。」これを読んで私は、自分の中の基準にすべてを合わせてはならないと言われていると感じました。人はいつでも自己中心に考えてしまう生き物であり、自分のことで悩んでいたら他の人を助ける余裕が心に無くなってしまいます。自分のことだけで手いっぱいになってしまう日々ですが、そんな中でも人のことを想い、助け、人の幸福を祈り分かち合える自分でありたいなぁと思いました。
２つ目は「コヘレトの言葉４章９節～１２節 ひとりよりもふたりが良い。共に労苦すればその報いは良い。倒れれば、ひとりがその友を助け起こす。倒れても起こしてくれる友のいない人は不幸だ。更に、ふたりで寝れば暖かいがひとりでどうして暖まれようか。ひとりが攻められれば、ふたりでこれに対する。」一緒に労苦して、倒れそうになったら仲間が手を差し伸べる。これはまさにみぎわ館のみんなのことそのものだと思います。ここには困ったらみんなが手を差し伸べてくれます。誰かが苦しんだり悲しんだりしていたら、寄り添い背中をさすってくれるのがみぎわ館のみんなです。コロナで密になれず、大きな環境の変化があろうとこの暖かさは絶対に消えないものだと私は信じています。そしてみぎわ館のみんなには、一人一人誰にも負けない素敵な面がたくさんあります。人のいいところを見て、私もこんな風になりたいとか、こんな考え方で過ごしたいと思うことがよくあります。みんなで一緒に、互いの素敵なところを盗みあえるのっていいですよね！
聖書を読むことで、最初は何もわからなかったのにいろんな事に気が付いたり、考えさせられたり、大事にしたい言葉に出会ったりできています。みなさんも聖書を読むのは意外と面白いし発見があるので、時間があるとき聖書を開いてみてください。おすすめです！』
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