のぞみ寮通信

みぎわ館

2020/11/12

みぎわ館 142号《トリックオアトリート!》

《トリックオアトリート!》

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 ピンポーン!「みなさ~ん!今日は何の日でしょう!?コスーゲからかぼちゃのスコーンの差し入れがあります!合言葉は何でしょう!?合言葉と共にいただきに来てください!!」こんな放送が流れた10月31日の夜。タタタタタタタと元気なみぎわっ子たちが走って降りてくる気配がありました。事務室に来るなり「トリックオアトリート!」と叫び、アルコールで手指の消毒をしっかりしてから、小菅先生から美味しい香りのするスコーンをいただいていました。幸せなひと時。小菅先生、ごちそうさまでした。

 

 

 

《祈りの力ってすごい》

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 そしてこちらは、2年生Mさん(宮城出身)宅からの差し入れ、銘菓萩の月をいただきご満悦のみぎわっ子たち。ごちそうさまです!ありがとうございます!!

 Mさんの誕生日に自宅から届いた荷物の中に、「みぎわのみんなでどうぞ」とあったのだそうです。Mさんの誕生日に!共に暮らすみんなのことまで覚え、祈ってくださるみぎわっ子保護者の方々の心に、みんなの心も励まされ、ここで踏ん張るエネルギーをいつもいただいています。ありがとうございます。

 コロナ禍で、多くの制限があり、県外生は特においそれとは帰省できない状況があります。帰省するにも保護者の方の多大なるご協力が必要です。そんな中、多くの寮生が帰省の頻度をグンと減らし、のぞみ寮での生活を文字通り頑張っています。保護者の方々が隣にいない分、仲間に甘え、支えあい、寄り添いあい、肩を抱き合い、1日1日をしっかり歩んでいます。そんな中、様々な形で保護者の方からの祈りはみんなの心を癒します。どうぞ、これからもそれぞれの地でのぞみ寮生のことをお祈りください。仲間と共に励ましあい、制限の中にも恵みを見つけて生きる、たくましいのぞみ寮生に期待し、祈っていただけると幸いです。

 最近、「祈りの力ってすごいよね」ってみぎわっ子3年生が口にします。祈ってもらっていることを知ると、それだけで心が穏やかになり、エネルギーが満ちてくるのだそうです。祈ってもらえる喜びや力を知っているから、仲間のために、また弱った自分のためにも祈るのだそうです。ここでの仲間との生活でそれを実感し、離れた場所にいる家族や、仲間の家族からも祈ってもらえていることを知り、より一層祈りの力を味わっているのだそうです。のぞみ寮生だけでなく、保護者の方も巻き込んでのこの循環。素敵です。幸せです。どれだけたくさんの方々に自分たちが愛されているのか、仲間を通してどれだけたくさんの方々に出会っているのかを知り、今あることを感謝して生きられるそんな人になっていってほしいと祈ります。

 皆様、いつも本当にありがとうございます!