自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2011/01/23
<終わり良ければすべて良し>
先日、1次前期入学検査があり、たくさんの中学生が敬和を受験しに来てくれました。
入試労作や寮案内などで光風館生も活躍してくれていましたね。私にとって今回の入学検査は教師として経験する始めての入学検査でした。朝から夕方まで入学検査に携わる中で、いろいろなことを考えました。私自身も敬和の入学検査を受けたことがあるので、自分が敬和を受験するときには寒い体育館で礼拝をして面接までの時間を過ごしたこと。個人面接やグループ面接で自分がどんなことを聞かれたかなぁということ。敬和に入学してから毎年入試労作をさせてもらい、駐車場係りなどをしたこと。今から18年も前のことなのでほとんど忘れてしまっているけど、あの入学検査が私にとって敬和に携わる大きな人生の節目になったことは間違いありません。
入学検査当日、私が一番強く感じたこと、それは「敬和に入りたい!」と受験しに来てくれている中学生の顔が緊張しながらもとても生き生きとしているのを見て、春に光風館にどんな新入寮生が来るのかなぁと楽しみになりました。それと同時に、新入寮生が来るということは、今の3年生がいなくなるんだなぁとあらためて考えさせられました。3年生はあと約1週間で自宅学習期間に入ります。ということは光風館でこのメンバーで生活できるのもあと1週間ということです。そう思うと急に寂しい気持ちになります。当たり前に光風館で一緒に生活している3年生がいなくなる。とても不思議な感じです。私も敬和を卒業したときに経験しましたが、3年生は寮でのにぎやかな生活から離れると(敬和から卒業すると)、寮シック、敬和シックにかかるということは少なくないようです。3年生は敬和で「やり残した」ということがないように一日一日を大切に過ごしてほしいと思います。1、2年生は今のうちに3年生といろいろなことを語ったり、一緒に楽しい時間を過ごしてほしいと思います。「終り良ければすべて良し」と言うことわざの通り、一緒に生活している光風館生43人で3年生と共に過ごす最後の時間をしっかり締めくくりましょう!
(三浦)
< 光風館に新しい仲間!! >
光風館に嬉しいニュースです。2年尾瀬クラスのK.Y.くんが光風館に入寮しました。光風館の皆も知っての通り、Kくんは、昨年10月に行った「寮体験プログラム」に参加し、光風館で一週間過ごしました。Kくんは、その「寮体験」で好感触を得たようで、それで今回、正式に入寮することを決めてくれました(これまた嬉しい話だよね)。昨年末に入寮したKくん(1年)に続き、「寮体験プログラム」を経て入寮してくれたのは、これで二人目になります。寮体験をしたとはいえ、しばらくの間は、規則や動きが分からずマゴマゴすることがあるかもしれません。同室の人、そして同じ2年生の皆、Kくんにいろいろと教えてあげて下さいな。よろしく!!
(岩原)
< 礼拝のお話し >
U.R.(3年)
今日のお話は、他人から見たら「逃げてきた」自分が、この3年間の中で唯一、頑張ってきた部活について話したいと思います。入寮したての私は、ヒョロヒョロで体力もなく、体育で持久走などをすると膝が痛くなるなど、正直、運動ができる人ではありませんでした。練習前には「キツイな…」、「ツライな…」と思っていました。でもそんな時は、同じ学年の仲間や先輩がよく迎えにきてくれました。朝練や合宿を終えた時の達成感は忘れられません。自分自身が何か一回り大きくなったようで、またそのきつい練習の成果が現われたときは、すごく嬉しかったです。
入部して間もなくの頃、先輩たちが試合に負け涙を流している姿を見て、口では「お疲れ様でした」といっていたものの、正直、よく理解できませんでした。でも、自分自身が同じ立場に立つようになって、「勝ちたい」とか「負けて悔しい」とありったけの感情をもった時は、自分でも驚いてしまいました。本当にいい経験をさせてもらったと思います。
3年になって、部活に明け暮れていた日々を振り返ると、あの苦しかった練習が今の自分の心と体の基礎になっているのだと思います。一つの事を乗り越えるための「集中力」やそれを乗り越えた「達成感」、そして自分は成長したんだという「実感」が自分自身を強くする糧になっていたのだと思います。感情や思想ではなく、普段の生活の中から、自分をつくっていく部分があるんだということにも気づきました。だからこそ、ここにいる後輩の皆さんには、自分を成長させるためにも、たくさんの部活を見学し、実際に部活をやってほしいと思います。きっと、自分に合った部活が見つかると思います。
T.T.(3年)
みなさん、こんばんは。5室のTです。今日は寮生活最後の「お話」ですので、3年間を振り返ってみたいと思います。入学・入寮した最初のうちは、毎日毎晩が騒がしくて、「うるさいなあ…」と思っていました。でも、みんなと一緒に生活をしているうちに、そんなことを思わなくなっていました。
一年生の時は、先輩の言うことを聞かなければいけなかったり、行事の準備をしなければならなかったりと、正直、何かと「メンドクサイ」と思うことが多々ありました。でも、その分、みんなで盛り上がることができた時は、とても楽しかったです。二年生になり、一年生の時とは違い、何もすることが無くなってしまいました。でも、新一年生に寮生活でのルールなどを指導したり、注意したりしなければならず、それは結構大変でした。でも、先輩になったんだという自覚はもてるようになりました。 三年生になってからは、さらにすることもなくなってしまい、自分の部屋の中に籠ってばかりになってしまいました。でも、相変わらず、寮の中はいつも騒がしく、また行事などもたくさんあったので、退屈することはありませんでした。私たち三年生はもうすぐ卒業していきます。寮に残る一・二年生の皆さん、来年度から入ってくる44回生を温かく迎え入れてあげて下さい。そして、みんでさらによい光風館をつくりあげていってください。
N.K.(3年)
皆さん、こんばんは。5室のNです。最後の「お話」ということですので、いつも以上に緊張していますが、最後まで聞いてくれたら嬉しく思います。
みなさんは、「盗難」についてどう思いますか。盗難は、残念なことに、日本全国で毎日のように起きています。この光風館には「盗まない、盗まれない、盗ませない」という盗難防止の合言葉があります。でも、今年は、結局「盗難」ではなかったのですが、何人かの人の私物がしばらくの間見つからなくなることがありました。私物が見つからない、という話を聞いた時は、正直僕の胸は痛みました。
盗みをすれば、その先に待っているのは大きな後悔だけです。仲間の信頼を失ってしまいますし、もしかしたら自分の将来も失ってしまうことになるかもしれません。「一回だけならいいだろう…」そんな風に思ってやってしまうと、それは癖になるにちがいありません。
光風館の盗難防止の合言葉、私はこの言葉を忘れずに人生を送っていきたいとお思います。後輩の皆さんには、いつまでも盗難のない光風館にしていって欲しいと思います。
O.N.(3年)
今日は「変わる」ということについて話したいと思います。僕が入寮してからもうすぐ2年が経ちます。他の3年生よりも一年間短い寮生活でしたが、僕にとってはとても「濃い」2年間で、僕の性格や生活習慣に良くも悪くも大きな変化をもたらしました。
良い面では、欠席が著しく減ったこと、ちゃんと三食を食べられるようになったこと、それにテスト前になったら試験勉強をするようになったことがあります。悪い面では、外出が減ったことや女子の前でも平気で下ネタが言えるようになってしまったことなどです。自分で自覚しているだけでも結構ありますが、自覚していない変化もいくつかあると思います。
人は、それまでにしたことが無いことを経験することで、成長し変わっていきます。高校生という多感な時期に親元を離れ、寮に入るという経験はなかなかできることではなく、そこでの生活や人間関係は、少なからず、皆さんの性格や生活習慣、それに、これからの人生に影響を及ぼしていくのだと思います。
僕たち3年生は、あと数週間で「自宅学習期間」に入り、その後、卒業していきます。僕には「敬和」でできなかったこと、やり残したことがいくつかあります。それは自分の成長しきれなかった部分の結果だと思います。だから、1・2年生の皆さんには、何ごとも面倒くさがらず、いろいろな経験をして大きく成長していって欲しいです。そして、できなかったこと、やり残したことがないように卒業していってください。