のぞみ寮通信

みぎわ館

2020/10/23

みぎわ館 134号《やっと……涙》

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 コロナで休校となり、みんながあわただしく帰宅した昨年度3月。そこからおおよそ8か月間、礼拝は自室で、もしくは小グループで守ってきました。そしてやっと!やっと!やっと!10月18日(日)からのぞみ寮生全員で友愛館に集って礼拝を守ることが出来るようになりました。もちろん全員マスク着用で、なるべく会話はせず、窓はしっかり開け、讃美歌も歌わず……ですが、これまで放送礼拝だったことを思うと、大きな一歩です。そしてみんなで集えること、ピアノでの奏楽を聞きながらの黙とうや讃美歌。みんなが聖書をめくる音、目の前で仲間が話す様子、そしてお話に相槌を打つみんな。祈りの「アーメン」のみんなの声。最低限のことしかできていないはずなのに、その全てが嬉しく、心に響くひと時となりました。やっぱり一緒にするって大事なことなんだなぁと思わされます。

 礼拝後各館に戻りますが、戻ってからのみぎわっ子たちは「全体礼拝、みんなで一緒に出来て嬉しかった~。」と笑顔で話してくれていました。仲間の温度を感じながら守れた8か月ぶりの全体礼拝。また一つ、いつも通りに見えることにたくさんの幸せや特別があふれていることを実感できた機会となりました。またそれをシェアしあえるって本当に幸せなことだと思います。そうやってみぎわっ子は互いに・一緒に心を耕しあっているのだなぁと教えられています。