自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2020/10/22
テスト勉強に「疲れた～～～！」と大きなため息と共に事務室にやってきた３年生のNさん。「それはそうと、最近腰の調子はどう？」と私をいたわってくれる一幕が……（涙）。丁度１年前の今頃から私の腰の調子が悪化の一途をたどり、年末年始には雪の全くないキャンパス内をストックをついて歩き（杖代わりです）、みぎわ館内は傘を片手（杖代わり）にヨチヨチ歩いていたのです。元気になるとその時のこともすっかり忘れたように過ごしてしまっていましたが、Nさんの「どう？」の一言で１年前のことがよみがえってきました。本当にたくさんの助けをみぎわっ子たちからもらって、心も身体も支えてもらって、許してもらって過ごしていました。情けない自分の状態でしたが、みぎわっ子たちの温かさにいつも励まされ、辛い中でも心元気に過ごせた毎日でした。Nさんは事あるごとにその時のことを思い出して声をかけてくれるのです。優しい！ありがとう！！そしていつも言葉が続きます。「腰痛予防しなきゃだよ。やってる！？」と。そして今回はさらに続きました。「腰痛にはストレッチで骨盤を整えないと！はい、やってみて！！」と！！体の柔らかいNさんは見本を見せつつ私の硬い体に驚きつつ、背を押し、手を引き、ポーズを披露し……腰痛予防講座を開催してくれたのです。たまたま通りかかった1年生NさんやFさん、２年生Rさんも参加し、講師のNさんが示すポーズとは大きく違う私のポーズに大笑いしながら、声援を送りあいながら、楽しいひと時となりました。
少しのきっかけで、いろんな人との交わりが次々と生まれるみぎわ館での時間。人との何気ない関りがその時間も、自分の心も豊かにしてくれるなぁとつくづく実感します。関わること、それを大切に今年度の残り僅かな時間をみぎわっ子みんなで、私も加えてもらってしっかり歩んでいきたいと願います。
