毎日の礼拝

毎日のお話

2020/10/13

井上 哲郎(カウンセラー)

ヨハネの手紙 Ⅰ 1章8~10節  幼い頃、母親から「あの子とは遊ばないように」と突然言われ、理由もわからず従い、その子と疎遠になった。中学生になり、「あの子」は同和集落に住んでいるのだと知る。部落に対する良くないイメージから、関わりを持ってはいけないと思うようになっていた。人は一人の時と集団の時とで、判断が異なる場合がある。また、根拠なくデマを鵜呑みにする。SNSの情報は、さらにその傾向が強くなる。確かめもせず、差別する側に立ってはいないか。まず、身近な人達に対する自分のあり方を省みる必要がありそうだ