自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2020/10/07
10月6日(火)2限、3年霧島クラスの労作です。
少し肌寒いけど見事な秋晴れの中、霧島クラスの労作がスタートしました。
始業のチャイムが鳴り、何分で整列完了するんだろうと思い、ただただ何も指示を出さず見守っていました。
すると「並んで~」という評議委員の声が……。そして自分の場所に移動し整列するクラスの姿が……。
いつもなら担任が声を張り上げ指示を出しますが、自分たちで状況を判断し、行動に移せたこと……小さな事かもしれないけど、そんな些細な成長に大きな喜びを感じることができました。
そんな霧島クラスの本日の労作は、畑の草取りです。新潟フードバンクへ寄付したり、ランチでいただいたりする大根や蕪が植えられている畑です。大根は見てすぐにわかるものの、蕪はまだ小さく、雑草との見分けがつかず悩む人も多くいました。「これ、蕪?」「雑草じゃない?」そんな、どこかひやひやする会話もあちらこちらから……案の定「あ~、やってしまった!」の声が……。命を摘んでしまった事の重大さを認識したようです(労作科の先生へは授業後担任が謝罪しました)。その後は慎重に見極め、小さな蕪を抜くことなく除草作業に勤しんでいました。
クラスの子とは進路の話をすることが多い中、久しぶりに土をいじりながらプライベートの話なんかをしました。お日様の光を受けながらたくさん笑いました。本当に素敵な時間となりました。