のぞみ寮通信

みぎわ館

2020/10/06

みぎわ館 127号《秋到来》

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 40度越えしていたのがウソのように、クーラーの温度をガンガン下げていたのが夢だったのかと思ってしまうほどグググっと涼しくなりました。もう、毛布や羽毛布団が活躍し始めています。消灯の点呼時に布団をはがして寝ている人を見つけると、暑いのかなぁ?と思いつつも、布団を引っ張り上げたりしちゃいます。全開の窓は、細く薄く開けたり。。。みんなの寝息を聞きながら、これも幸せな時間だなぁと思わされています。

 登校時の様子も変わってきました。白いブラウスばかりだったのに、いつの間にかグレーのブレザーを羽織って出かける人たちが増えています。中にはひざ掛けを抱いていく人も。。。それはまだ暑いやろ……とツッコみたくなってしまいます(笑)。ずっと夏が続くのではないかと思えるほどに暑かったのに、いつのまにやらしっかり秋です。寒くなるときって、なんだか疲れを感じるし、なんだかさみしさ感じるし、辛くなる気がするのですが、みぎわっ子たちが毎日健やかに過ごせていること本当に感謝です。もちろん、みんなから疲れやらなんやら、いろいろ感じます。でも、仲間の様々な形の助けを得ながらしっかり歩んでいる姿はとてもたくましく、とても頼もしい。すごいなぁと思わずにはいられません。部活も忙しいし、学校も寮も世代交代で大変だし、定期テストも近づいてきたし……と秋の深まりと共に忙しさも増しています。そんな中でも仲間との繋がりの中でいろんなことを育みあって、ちゃんと立っているみぎわっ子たちにハッとさせられることがよくあります。ハッと気づくと涙が出ます。すごいなぁ、すごいなぁ。そう思うともっと涙が出てくるのです。

 今年度も残り半年弱。キープディスタンスでも、心はしっかり寄り添い、温めあい、恵みに満たされていることに気づきながらみんなでしっかり歩んでいきたいと祈ります。