のぞみ寮通信

みぎわ館

2020/10/05

みぎわ館 126号《早天祈祷会はじめました。》

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 10月最初の金曜日、みぎわ館事務室で今年度初の早天祈祷会が行われました。3年生のCさんが発起人となり、女子寮合同で行えたのです。Cさんは昨年度まで毎週金曜日にチャペルで行われていた早天祈祷会に参加し、祈りの時間を大切にしていました。毎週金曜日の朝の祈りの時間を持つことが次の金曜日までの自分を支えや励まし、いろいろあっても前を向いて歩めるものになっていたのだそうです。それがこのコロナで一時中止となり、自分一人で祈ったり、お部屋の仲間と一緒に祈ったりして過ごしていた数か月。そして自分一人で祈る時間を頻繁に持つようになり、その時間を味わいつつもやっぱりみんなと共に祈りを合わせる時間を持ちたい!早朝に祈りの時を持つ意味は大きい!と実感し、「みぎわ館で早天祈祷会やりたいんだけど……」と声をかけてくれたのです。

 Cさんと一緒に、みんなにマスクしてきてもらうこと、手指の消毒をしてもらうこと、窓を開けて空気の入れ替えをすることなど対策を改めて確認し、やってみることにしました。開催する曜日も何曜日がいいのか考えましたが、やっぱり金曜の朝だねとなり、10月2日(金)に第一回目を行うことになったのです。何人来るかなぁ、二人っきりでもいいか、なんて寂しいことを言っていたのですが当日朝、めぐみ館から5名の参加が、みぎわ館から8名の参加があり、計13名の思いもよらないたくさんの仲間と早天祈祷会を行うことができました。

 黙とうから始め、ヨハネによる福音書の1章を輪読し、ある牧師先生のお説教をyoutubeで聴き、祈り、たっぷり30分。朝からちょっとハードだったかな?と心配もありましたが、「お話よかった!わかりやすいし、グッときた!」といろんな人が感想を述べてくれ、ホッ。今回選んだ動画はつい先日小菅先生と聴き、感激し、そうだよね!と強く思え、1週間を元気に過ごせる力をもらったお話だったのです。10分ほどのお説教、どこかで寮生に聞かせたいと願っていた矢先にこのチャンス。逃す手はないと選びましたが、想像以上に心打たれたのぞみ寮生たちの顔に、私も嬉しくなりました。この動画、早天祈祷会で使用させていただいたことはご本人である牧師先生にもご報告済み。使ってくれてうれしいと言っていただきました。

 早天祈祷会、これからも毎週金曜日にたとえ一人でもやろう。そう強く思わされています。そのくらい、心豊かに1日が過ごせたのです。祈祷会が終わった時の満たされた感覚。Cさんがやりたいと声を上げてくれたことに心から感謝しました。一人では見落としてしまうことも、こうやって誰かがチャンスをくれるのです。気づくチャンスを、やってみるチャンスを、手に入れるチャンスを。。。のぞみ寮ってすごいなぁとまたまた思わされています。

 さぁて、次回の早天祈祷会ではお話をどうしようかなぁ……。。。