のぞみ寮通信

大望館

2020/10/03

大望館通信 第279号 「救世主現る」

 それは、雨の日のこと。大望館に救世主が現れました。ケン○ロウではありません。

 最近、雨が降ると思うことがあります。なんでこんな短時間にすごい量の雨が降るのか?まるでスコールのような……いやもうスコールと言っても良いでしょう。日本が熱帯地域の気候に近づいているのは間違いなさそうです。そういった雨が降ると悲劇が起こります。各館換気のために窓を開けているので、館に戻ってみると床がビシャビシャになっています。窓が多い建物なので、その被害は尋常ではありません。外に干していた洗濯物を回収し忘れた時ぐらいショックがあります。

 夕食の片付けをしているとこの日もスコールが降ってきました。「ああ……終わった」と。覚悟を決めて戻ってみると、床が濡れていません。窓も閉まっています。辺りを見渡すと救世主がそこに立っていて、グーサインをこっちに送ってくれています。「雨が降ると思ったので閉めておきました」とドヤ顔のN君。本当にありがとう。

 最近、雨が降るとブルーな気持ちになることが多かったのですが、たまには雨も良いなあと思える。そんな出来事でした。

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