のぞみ寮通信

みぎわ館

2020/09/22

みぎわ館 120号《わくわく・どきどき》

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 9月16日(水)全館一斉の部屋替えが行われました。部屋替えの日にだけ見られるみぎわっ子の様子の一つが、「放課後ダッシュで帰寮」です(笑)。放課後に新部屋の発表が1階で行われているため、早く見たい気持ちがダッシュに込められているようです。「きゃー!」とか言いながら走って帰ってくるみぎわっ子の姿から、新部屋・新メンバーとの出会いのワクワクが伝わり、遠めに見ていてもクスっと笑ってしまいます。前夜まで、いや、当日朝まで「部屋替えしたくない~~~!」と言っていた人たちまでもワクワク・ドキドキしているのですから、かわいくて仕方ありません。帰ってきて、まず自分のお部屋とメンバーをチェックして(何階になるのか、も重要事項だそうです)、次にほかの人たちは誰と一緒かを確認します。みぎわ館全員が誰と同じお部屋でどのお部屋で暮らすのか確認して、新部屋チェックがひと段落するようです。でも、先に新部屋チェックが済んだ人は次に帰ってくる人たちがどんな様子でチェックをするのか、傍らで観察して楽しむのもありなようです。

 みぎわ館の部屋替えは礼拝後からスタートするのですが、その前に明け渡すお部屋の掃除をしてからお引っ越しの開始となります。いつから始まったのか定かではありませんが、次にお部屋を使う人が気持ち良く引っ越しできるように……とみぎわっ子からの提案で始まった部屋替え前掃除。それがそれが、今回はなんと大そうじ!とレベルアップしていたのです!!びっくり。30分ほどかけて、いつもは見逃してしまっていた窓のサンや、引き出しや棚までも水拭きし、床は重曹で磨き、ぴっかぴかにしてくれていました。すごいなぁと思います。ついつい自分の楽を選んでしまいがちな所ほど、他者のことを想って選択をしてくれるのがみぎわっ子なのです。すごいです。そしてその先頭に立ってみんなに声がけしてくれたのが3年生の整美委員長のHさんとKさん、そして2年生で新たに整美委員に就任したAさんとRさん。みんなが動きやすいように段取りを取り、説明をし、声をかけ、心を配り……自分の部屋替え作業もあるだろうに、みんなのために自分の時間を使って動いてくれていました。もう、本当に、心から感謝です。先輩が一生懸命人のために取り組んでくれるから、後輩達も自然と理解し身につけ、自ら人のために働ける人となっていきます。すごい循環がここにはあるなぁと改めて想わされています。さて、いよいよ部屋替え本番。それは次号でご紹介いたします!