のぞみ寮通信

みぎわ館

2020/09/20

みぎわ館 118号《じゃぁ、それ、やらせてもらいます。》

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 光風館通信104号にも紹介されていました、オープンスクール前夜の労作の話です(今頃ですみません!)詳細は光風館通信104号をご覧ください(笑)。

 そんなこんなで光風館が一度はかっさらっていったこの労作、「え~、いいなぁ。みぎわもやりたいなぁ……。」と思っていた私ですが、譲ってくれる気配のないあの館の大きな先生。何かいい手はないかしらと考え続けて丸3日。思いつきました。分けてもらう方法。そして私は大きな先生に言ったのです。「でもさ、先生。机運んだり、椅子運んだり、力仕事はやっぱり男子じゃないと無理だと思うんですけど、逆に机の上拭いたり、窓拭いたり、机まっすぐそろえたりって女の子が得意な分野だと思うんだけど……それも光風生にまかせちゃってOKですか!?」と。そして、まんまと手中にはまった大きな先生。「そやなぁ、それはそうや。ほんなら頼もうか。」「じゃ、それ、やらせてもらいます。ウシシシシシシ。」

 ということで貴重な貴重なチーム労作をゲットした私は早速みぎわっ子1年生たちに「力を貸して!!」と話をしました。その時のみぎわっ子の反応、想像できるでしょうか。「いいよ!任せて!!」と満面の笑顔いっぱいに応えてくれたのです。それも私が予想した以上のキラッキラ笑顔で!とっても嬉しかったのは言うまでもありません。さすがだと思ったし、尊敬しました。すごいです、この1年生たち。

 そして当日、「何したらいい!?」と元気いっぱいに現れたみぎわっ子たちは、私たちの「これして、あれして、これ手伝って」のいろいろに「任せて~!」と、とっても気持ちよく取り組んでくれました。予定していた時間よりずっと短時間で終えられたオープンスクールの会場づくり。ごろっと大きく机も椅子も動かし、大変な労作だったのですが、光風生とみぎわっ子と協力し合い、互いに得意なことを活かしあい、本当にみんな気持ちよく取り組んでくれました。心から感謝です。心から尊敬します。こんな気持ちの良い人たちと共に過ごせる毎日、幸せだなぁ・恵まれてるなぁと痛感します。人のために働くこと、それを自分の喜びや楽しみにできる人たちの集団である1年生たち。これからの寮生活でより一層、誰かのために働き、隣人を自分のように愛し、平和を作り出す人へとなっていってほしいと願います。そして私もみんなにしっかりついていきたいと祈ります!