敬和の学園生活

日常の風景

2020/07/31

<クラスレポート> 3年雲仙クラス(2020.7.31)

 「夏休み」のワードを聞くと、ドキドキワクワクするのに今年は少し寂しくなってしまいました。やっとクラス全員で集まれたのは、6月の分散登校を経て、6月15日でした。その日は、全員の登校が本当に嬉しかった。コロナの渦は、一瞬にして日常を奪いました。しかしそんな中でも保護者の方々から生徒のために、何百枚も手作りのマスクを作ってくださったり、素敵な励ましのメッセージを添えてお菓子をいただいたり、また励ましのステッカーをいただいたこともありました。たくさんの励ましが私たちの日常を支えてくださいました。言葉や行動で表すことの大切さを学びました。

 先日「労作日記」でお伝えしたように、ある生徒が休校中に祖父母の畑のお手伝いをしたことで、我がクラスは素敵なスイカのプレゼントをいただきました。今度は私たちから美味しいスイカのお礼を伝えるべく色紙を作成し、たくさんの言葉を載せました。生徒たちの言葉を見ると、一年前ならただ「美味しかったです」や「ありがとうございました」という単語で終わっていたと思います。しかし3年生の今、具体的に感謝を伝えている言葉を見て担任として感動しました。ぎっしり思いが詰まった色紙を持って、「今日、おばあちゃんに届けよっかな」と優しく微笑んで帰る彼の姿が印象的でした。

 夏休み明け無事に再開できること、夏休み中の生徒とその家族の健康が守られることを祈ってLHRを終えました。

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