のぞみ寮通信

光風館

2020/07/29

光風 100号「預ける親の気持ち」

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 記念すべき100号です。とは言っても100号に合わせて何かが起こるわけでもなく、特にネタはありませんでした。しかし、緊急事態宣言が解除されるのを待って、再開したここでの生活ですが、ほんの2ヶ月ほど前のことなのにかなり前のことのように感じてなりません。休校の延長の延長で、本当に寮生活が再開できるのか?再開が決まった時のうれしさ。なんだか、あれよという間に迎え入れた新入生の入寮日。その新入生達も、もう新入生ではなく立派な光風館の1年生になってます。何もかもが勝手の違う生活に疲れ切るかと思いきや、毎日の清掃と消毒でさえ、預かった子供達のためなんだと思うと、やりがいを感じてなりません。改めて自分はこの仕事が大好きなんだと実感させられました。

 そして何より、私自身も高校1年生になった長男を外に出し、預ける親の気持ちを味わうことができました。それどころか、預けた寮で、なんと酒盛りをして、謹慎になる息子を迎えに行く親の気持ちを実感することができました。自宅謹慎中の息子と向き合う中で、子育ての難しさを心から感じました。だからこそ、私たち寮務教師という存在が必要とされてると、その期待と責任を精一杯担っていきたいと思います。

 それではもうすぐ行なわれます面談でお会いできることを楽しみにしております。