のぞみ寮通信

大望館

2020/07/10

大望館通信 第274号 「入寮礼拝・音楽が溢れている環境」

 7月1日(水)第53回生入寮礼拝を実施することが出来ました。本来の時期からかなり遅れる形となってしまいましたが、礼拝の時間と空間を持てたことを嬉しく思いました。のぞみ寮は今年度始まってから放送礼拝を実施しています。そのため、礼拝という場で寮生全員が集うことが出来たのは、この入寮礼拝が初めてでした。どんな雰囲気で始まるのか、全員集まって嬉しくなって騒がしくしないか、心配していましたが心配無用でした。司会の山﨑先生が「礼拝5分前です。心静かに待ちましょう」とアナウンスした瞬間、静寂が降りてきたかのような沈黙が会場を包みました。この雰囲気に圧倒され、鳥肌が立つくらい感動しました。その後の入寮礼拝が素晴らしい時間になったことは言うまでもありません。ひとり一人の真剣な表情や姿勢が落ち着いた雰囲気を作り上げ、のぞみ寮が大切にしてきた想いをこれからも繋いでいけることを実感しました。そんな大望生ひとり一人を誇らしく思います。(片岡)

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 大望館のホールにはピアノがあり、いつも誰かしらが弾いている、そんなイメージがあります。讃美歌の伴奏を練習していたり、讃美歌をアレンジしていたり、クラシックやポップスを弾いていたり……。しかし、この日は少し違いました。拍手と歓声が聞こえてくる。さらに耳を澄ましてみると、バイオリンの音色が聞こえてくる。ホールに行ってみると、そこにはU•K君(1年)を囲んで人だかりが……。そう、そこはまさしくU•K君(1年)のリサイタル状態。新潟市ジュニアオーケストラに所属している彼が腕前を披露し、音色に感動する男子高校生の暑苦しい輪。その光景に笑ってしまいますが、バイオリンの音色には聴き入ってしまいました。日常的に音楽が溢れている、そんな環境にとても嬉しくなり、心を豊かにしてくれる出来事だと感じました。(片岡)

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